横浜FMポステコグルー監督のセルティック移籍が「合意」。スコットランド側、認める。日本サイドは…
横浜F・マリノスのポステコグルー監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
7月5日からウェールズキャンプ。『スカイ』が詳しく報じる。
J1リーグ横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督(Ange Postecoglu)のスコットランド1部セルティックFCへの移籍が「合意」に達したそうだ。『スカイ』が6月7日、セルティックサイドが認めたと報じた。ただ横浜FMは「この件についてコメントを拒否している」とも伝えている。9日には天皇杯2回戦・Honda FC戦が組まれているものの、果たして正式発表はあるのか。
セルティックは7月5日からウェールズでプレシーズンキャンプを実施する。それまでには指揮官を合流させたい意向だ。現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、10日間の隔離機関も必要となる。一方、懸案だったスコットランドリーグのクラブを指揮する際に必要な「UEFAプロ」の指導者ライセンスを保有していないための「資格認定手続き」も、これまでの25年間の指導者実績から問題ないと踏んでいる。
そうしたなかで「日本側はコメントを拒否している」というものの、同メディアはセルティック側が違約金など条件面で合意に達したことを確認したということだ。
チームとしては6月17日にレノックスタウンで始動。そしてウェールズでのキャンプ中には3試合のプレシーズンマッチが計画されている。そして7月19日には早くも欧州UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の予選2回戦が行われる。そうした日程をも考慮し、1日も早い入国を希望している。
“ボス”ことポステコグルー監督は1965年8月27日生まれ、ギリシャ出身でオーストラリア国籍を持つ 55歳。オーストラリア代表監督などを務めたあと、2018年から横浜FMを指揮。2年目の2019シーズン、チームを15年ぶりのリーグ制覇に導いた。
一方、横浜FMは6月6日のルヴァンカップ・プレーオフステージ、北海道コンサドーレ札幌戦とのアウェーでの第1戦を1-1で引き分けている。第2戦は13日、ニッパツ三ツ沢球技場で組まれている。また、天皇杯2回戦のHonda FC戦が9日に控えている。
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[文:サカノワ編集グループ]