元横浜FMポステコグルー監督、ブライトン新指揮官候補!?トゥヘル解任の“玉突き”で
アンジェ・ポステコグルー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
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イングランド・プレミアリーグ チェルシーFCのトーマス・トゥヘル監督解任に伴い、後任として日本代表FW三笘薫の所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのグレアム・ポッター監督が有力候補に浮上。一方、この交渉が実現した場合、ブライトンでは、スコットランド1部セルティックFCを率いる前横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督の招へいが、ファンの間で最も待望されているという。
『フォックス・スポーツ』によると、ポッター監督はチェルシーの新指揮官候補の「リストのトップ」だと報じる。チェルシーはブライトンのオーナーから、ポッターと話し合う許可を得たということだ。
47歳のポッター監督は、大学でコーチをはじめ、声のかかったスウェーデン4部のチームをなんと3年連続で昇格させて、最後はヨーロッパリーグ(EL)ベスト32に引き上げた。その手腕が評価されて、スウォンジー・シティAFC、そしてプレミアリーグのブライトンとステップアップしてきた。
チェルシーはブライトンに約1200万ポンド(約19億円)の違約金を支払う意思があるという。もしも交渉がまとまらなかった場合には、マウリシオ・ポチェッティーノ氏、ジネディーヌ・ジダン氏に打診するのではないかと見られるという。
さらに同メディアは、万が一ポッター氏が引き抜かれた場合、ブライトンの後任監督候補として、セルティックのポステコグルー監督がファンの間で一番人気だと伝える。というのも、オンラインカジノ『ベットフェアー』で、最も配当金の低い「6ドル」に設定されているというのだ。
ただし、元セルティックのクリス・サットン氏は、いずれポステコグルー監督はプレミアリーグのチームを率いるはずだが、「ブライトンの規模では格下げではないか」と疑問視している。昨季2冠を達成して今季CLにも出場しているセルティックを率いるほうが、得るものは多いはずだと、その“噂”に首をかしげる。
アンジェの話はまだ具体性はない。トゥヘル解任に伴う監督の“玉突き”人事が大きな関心事になっている。いずれにせよ、日本代表の古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、井手口陽介とともに、今季もリーグ6連勝で首位を走るセルティックの指揮官が、そのように世界最高峰のプレミアリーグから注目を集めているのは間違いないようだ。
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