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クリスタル・パレス、乱戦を制す。鎌田大地が決勝点起点、三笘薫は足を引きずり交代

鎌田大地 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

パレス2-1ブライトン。両チーム合わせて3人が退場、最後は10人対9人に。

[プレミアリーグ 31節] クリスタル・パレス 2-1 ブライトン/2025年4月5日/セルハースト・パーク

 イングランド・プレミアリーグ31節、クリスタル・パレスFCがジャン=フィリップ・マテタとダニエル・ムニョスのゴールで、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに2-1の勝利を収めた。パレスは今季の『M23ダービー』でダブルを達成。

 パレスの鎌田大地とブライトンの三笘薫がいずれも先発し、日本人対決が実現。鎌田は3-5-2のボランチで先発し、1-0で迎えた55分に起点となってエベレチ・エゼにパス。エゼのカットインのドリブルから、最後はパスを受けたムニョスがゴールを決めた。

 さらに二人がレッドカードを受けて9人で戦うことになった試合終盤、鎌田が一瞬の隙を見逃さず飛び出す。そこでヤン・ポール・ファン・ヘッケのこの日2枚目のイエローカードを誘い、ホームチームは9人対10人に持ち込んだ。結果的にこのプレーは重要な分水嶺になった。

 一方、4-2-3-1の左MFで先発したブライトンの三笘薫は、何度かカットインからチャンスメイクをしていった。しかし、なかなか見せ場を作れず。すると1-2となった63分、シモン・アディングラと交代した。その際、やや足を引きずっているようだったのは少し心配だ。

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 試合はクリスタル・パレスがそのまま2-1で逃げ切ってみせた。鎌田はフル出場を果たした。