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ストイコビッチが「ファンタスティック」と警戒する日本代表の選手とは?セルビア代表と11日決戦!

2013年に実現した名古屋グランパス対アーセナルFC戦。名古屋にそれぞれタイトルをもたらしたストイコビッチ監督(左)とヴェンゲル監督(右)。 (Photo by Masashi Hara/Getty Images)

実力伯仲、神戸でキリンチャレンジカップ。

[キリンチャレンジカップ] 日本 – セルビア/2021年6月11日19:25/ノエビアスタジアム神戸

 サッカー日本代表が6月11日、兵庫県・ノエビアスタジアム神戸でセルビア代表と対戦する。欧州勢とは実にあの2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で敗れたベルギー代表戦(●2-3)以来、約3年ぶりとなる。

 セルビアを率いるのが、名古屋グランパスで選手、指揮官として黄金時代を築いた、Jリーグのレジェンドの一人であるドラガン・ストイコビッチ監督である。現役時代は二度の天皇杯制覇、そして監督としてJリーグ制覇を達成。今なお名古屋の歴史を語る際、真っ先に名前が挙がる世界を代表するスーパースターの一人だ。

 そのストイコビッチ監督が、この試合を全国中継する『フジテレビ』のインタビューに登場。その模様がSNSのツイッター(@cxfootball)にも配信された。そこでは引退するまで7年間を過ごした日本での思い出、Jリーグと日本代表の発展などを語っている。

 そして今回対戦する日本代表で最も警戒する選手について聞かれ、ピクシーは次のように答えている。

「ミナミノはまさにファンタスティックなプレーヤーですね」

 現在、日本代表の10番をつける南野拓実だ。名古屋での「10番」が誰よりも似合っていたストイコビッチ監督らしい人選とも言え、その理由を語る。

「ヨーロッパでたくさんの良い経験を積んでいて、プレーはとてもスピードがあり、テクニックにも長けています。ベストプレーヤーの一人だ」

 そのように今年1月にはリバプールFCからサウサンプトンFCに期限付き移籍したアタッカーを絶賛。ただし、「日本にはとても興味深いタレント、力のある選手が揃っています。一人を挙げるのは難しいかもしれませんね」とも語っている。

 最新のFIFAランキングはセルビアが25位、日本が28位。先のベルギー戦の他、親善試合でのヨーロッパ勢との対戦となると、2016年6月のボスニアヘルツェゴビナ戦(●1-2)以来となる。セルビアは7日に兵庫県内でジャマイカ代表と対戦し、1-1で引き分けている。

注目記事:【日本代表】ストイコビッチが日本語でダメ出し、吉田麻也「テクニック」を見せつけたかった!

[文:サカノワ編集グループ]

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