【浦和】リカルド監督が謝罪…記者会見開始が遅れた理由とは?「たくさんのシナリオを考えながら…」10日ホームで“声出し応援”名古屋との準々決勝第2戦へ!
浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
チケットは浦和の声出し応援エリアが売り切れ、その他は発売中。
[ルヴァンカップ準々決勝 第2戦] 浦和 – 名古屋/2022年8月10日19:30/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が8月9日、オンラインによる記者会見を行い、翌日の名古屋グランパスとのルヴァンカップ・プライムステージ(決勝トーナメント)準々決勝第2戦に向けて抱負を語った。
8月3日のアウェーでの第1戦は松尾佑介が先制点を決めて優勢に試合を進めたものの、後半に追いつかれて1-1で引き分けた。そして6日のリーグ戦は先発9人を入れ替えるターンオーバーで臨んだものの0-3で敗れた。
また、準々決勝第1戦でアレクサンダー・ショルツ、リーグ戦では久々に先発した柴戸海、平野佑一がいずれも負傷交代に。キャスパー・ユンカーらが復帰しているものの、やや不安を残す陣容ではある。
この日の記者会見開始が遅れると、「ゴメンナサイ!」と登場したリカルド監督だが、この会見の中でその理由についても明かした。
「(名古屋戦での負傷者続出について)サッカーでは起こり得ることです。この会見開始が遅くなったのは、明日の試合のベンチ入りするメンバーを決めるミーティングが長引いたからです。いいパフォーマンスを見せてくれているたくさんの選手の中から、先発メンバー、ベンチ入りメンバーを選ぶのは非常に難しい作業になっています。
この前(リーグ戦)はボランチ二人が負傷し、それは(自分たちでは)コントロールできない状況でした。戦術的な交代、アクシデントによる交代、また延長戦に入っての交代など、たくさんのシナリオを考えながら、ベンチ入りメンバーを選んでいました」
この第2戦は1-1で引き分けた場合、延長+PK戦もあり得る(どちらかのチームが2点目を奪った時点で、延長戦はなくなる)。浦和はスコアレスドローでもベスト4に進めるという“一歩”優位な状況にある。
「(アウェーゴールでのリードにより)状況によっては生かすことができるアドバンテージだと思います。無失点だと次のラウンドへ進めます。ただスコアレスドロー狙いはリスクがあり、しっかり勝ちにいき、勝利して次のラウンドに進みたいです」
そしてこの試合は声出し応援がスタンドの一部で再開される。リカルド・ロドリゲス監督にとっては、2020年のルヴァンカップ初陣以来となる声援を受けての埼スタでの試合になる。
「浦和レッズのアイデンティティを感じられる試合をお見せしたいです。しっかりと点を取って勝ち、次に進みたいです。攻撃的なサッカーでスペクタクルな試合を見せ、みんなに幸せな気持ちになってもらい、試合が終わってグラウンドを一周する時には、大きな拍手をしてほしいです」
チケットは声出し応援が認められた浦和サイドの席は売り切れ(名古屋エリアも設けられている)。その他は、発売中ということだ。
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