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久保建英がロングインタビュー「TVゲームはしたことがない。これからも遊びたいと思わない。みんなに負けるから」

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ダビド・シルバとのポジション争いは「光栄なこと」。

 スペイン1部レアル・ソシエダの久保建英がこのほど、現地メディア『エル・ディアリオ・バスコ』のロングインタビューに応じて、自身のこれまでのキャリアから新天地での目標など、様々な質問に答えた。

 新シーズンの目標はズバリ「得点とアシストで20点に絡むこと」。これまでのスペインでの3シーズンは毎年環境が変わる難しさを実感してきたと言う。それだけに今度はラ・レアルでの戦いだけに集中し、決して遠くを見据えるのではなく、まず目の前の勝負にこだわるとも強調している。

 また元スペイン代表MFダビド・シルバとポジションを争うことにもなるが? という問いには、「どのチームでも競争はあります。シルバとポジションを争えるのは光栄なことです」と前向きに捉えている。

 また幼少期について、興味深い話もしている。その中で久保は、これまでテレビゲームを持ったことがないと明かしている。そういった話題になると「ついていけなくなります」と言い、現在も、「遊びたいとは思いません。みんなに負けるから」とあまり関心を示していない。

 プロフェッショナルになってスペインで活躍する――。その目標に向けて、限られた時間の中で何をすべきか。その優先事項について自身が整理し、子供の頃から一つひとつ積み上げてきたことが分かる。

 久保が答えた一問一答の一部を引用する。

――サッカーとの出会いは?

「4歳の時にはボールを蹴っていました。ずっと遊んでいました。ボールをコントロールするのが得意で、とても熱心に。他のスポーツもやりましたが、一番ハマったのがサッカーでした」

――他のスポーツは?

「ラグビー、水泳、陸上競技かな? 親がいろいろさせてくれました。(得意は?)水泳が上手く、特にクロールが得意でした。選択しなければならない時期が来て、サッカーを選びました」

――幼少期は1日中、ボールを持って路上でも過ごしていたそうだが?

「路上にいたこともありますが、そこで常にサッカーをしていたわけではありません。私が好きだったのは、友人と一緒にいること。ただテレビゲームは持っていません。昔も今もです。それで誰かと遊んだり、学ぶ気は起きません。みんなに負けるからです。だからゲームの話をされると、全くわけがわかりません」

――優秀な生徒だったの?

「(勉強は)苦手意識はありませんでしたが、あまり自慢できるほどでもなかったですが。バルセロナでは、クラスでもトップクラスの頭の良さでしたよ(笑)。(得意は?)数学と地理。一体どこに何があるかを知るのが好きですね」

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