「監督が動画を見て気に入った」東京Vの24歳ドリブラーがトルコ2部に移籍か、交渉本格化
東京ヴェルディのユニフォーム。(C)SAKANOWA
TFFファーストリーグのメネメンスポル入りへ、現地メディアが報じる。
J2リーグ 東京ヴェルディのMF新井瑞希が、実質トルコ2部のクラブに移籍か――。
トルコ主要メディアの『ヒュッリイェト』などはこのほど一斉に、新井がトルコの2部に相当するTFFファーストリーグに所属するメネメンスポルに移籍することで交渉が本格化していると報じた。
新井は1997年4月14日生まれ、埼玉県出身の24歳。これまで浦和レッズユースを経て、当時・本田圭佑の運営していたSVホルン、日本復帰後はSC相模原、カターレ富山、そして東京ヴェルディでプレーしてきた。2020シーズンはJ2リーグ11試合に出場、今季これまでは出場機会を得られずにいる。
また、メネメンスポルは2020-21シーズン、同リーグで15位。16位以下が降格するなか、ギリギリで残留を果たしている。1942年に発足した、エーゲ海沿岸のイズミルにある中心的な街でああるメネメンをホームタウンとしている。
記事によると、クラブはすでにオファーを出していて、あとは新井からの返事待ちだということだ。監督が、推薦された新井のプレーする動画を見たところ気に入り、交渉がスタートしたそう。メネメンスポルが彼を獲得した場合、初の日本人選手になる。
これまでも異例のキャリアを歩んできたドリブラーが、トルコに新天地を求めることになるのか。
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[文:サカノワ編集グループ]