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レアル・マドリード退団のセルヒオ・ラモス、東京五輪にオーバーエイジで参戦か。ルイス・エンリケ監督が示唆…

2019-20シーズン、ラ・リーガを制した際のレアル・マドリードのセルヒオ・ラモス(右)とジダン監督 。(Photo by Denis Doyle/Getty Images)

レアルのジダン前監督も「その何事にもポジティブに取り組むその姿勢が好き」。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリードは6月17日(現地16日)、キャプテンを務めてきたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが今季限りで退団すると正式に発表した。日本時間の17日19時30分(現地同12時30分)からフロレンティーノ・ペレス会長とともに記者会見を実施し、お別れのセレモニーを実施する。

 セビージャFCを経て2005年からレアル・マドリードでプレーしてきた闘将は、今年3月で35歳を迎えた。1年契約で戦ってきたなか、左ヒザを負傷して終盤はピッチに立てず。リーグ15試合・2得点の出場にとどまり、チームは11年ぶりの無冠に終わった。フランス代表DFラファエル・ヴァランらの台頭もあり、数々のタイトルをもたらしてきた男が、白い巨人のユニフォームを脱ぐことになった。

 また、開催中の1年延期となったEURO2020のスペイン代表からも選外となっている。ただスペイン代表のルイス・エンリケ監督は5月のサッカー番組『エル・チリンギート』の取材で、長年キャプテンを担ってきたセルヒオ・ラモスの代表チームの選出について「ユーロについては大きな決断であり、東京(オリンピック)に行くかどうかになるだろう」と、東京五輪へのオーバーエイジ参戦の可能性について示唆していた。

 セルヒオ・ラモスは、自身が唯一獲得できていない国際タイトルであるオリンピックでの金メダル獲得に強い意欲を示し、東京五輪スペイン代表へのオーバーエイジ(OA)での参戦を希望してきた。昨年の段階では、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン前監督も「彼の何事にもポジティブに取り組むその姿勢こそ、私は気に入っています。母国の力になろうとしている。私にとって問題ありません」と容認する構えを見せていた。

注目記事:レアル・マドリードのジダン監督がセルヒオ・ラモスの東京五輪参戦「問題ない」

[文:サカノワ編集グループ]

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