久保建英のマジョルカ移籍が正式決定。レアル・マドリードからも発表
久保建英のマジョルカへの期限付き移籍が決定。左がモランゴCEO。(C)RCD_Mallorca
大久保嘉人、家長昭博に続き3人目の日本人選手に。
レアル・マドリードのMF久保建英が、RCDマジョルカに期限付き移籍することが決まった。マジョルカは写真とともに、またレアル・マドリードは短文で、両クラブともにクラブ公式ホームページで正式に発表した。2020年6月まで1年間の期限付き移籍になる。23日に練習から参加する。
久保は2001年6月4日生まれの18歳。神奈川県川崎市出身、173センチ・68キロ。
FCバルセロナのカンテラ(下部組織)でプレーしていたが、クラブがFIFAの規約に違反したとして(18歳以下の移籍禁止)一旦帰国。その後は、FC東京の下部組織を経てトップチームに昇格し、横浜F・マリノスへの期限付き移籍も経験し、今季FC東京でプレー。この夏、18歳になった時点でフリートランスファーとなり、レアル・マドリーへの移籍(5年契約)を決断した。
当初1年目はセグンダB(実質3部リーグ)のカスティージャでプレーしながらトップチームを目指すプランだった。しかしジネディーヌ・ジダン監督の意向により、プレシーズン期間のトップチームのアメリカとドイツへの遠征に参加して評価が急上昇。すると、これまでスペイン1部の5チームから期限付き移籍のオファーがあり、昨季2部5位から7年ぶりに1部復帰を果たしたマジョルカでプレーすることを決めた。
また、キリンチャレンジカップとコパ・アメリカ(南米選手権)の日本代表にも選出され、これまで国際Aマッチ4試合に出場している。
マジョルカでは過去に、大久保嘉人(1部リーグ通算39試合5ゴール/現・ジュビロ磐田)、家長昭博(1部通算18試合2得点、2部通算7試合0得点/現・川崎フロンターレ)がプレーしていて、3人目の日本人選手になる。
開幕戦のSDエイバル戦(〇2-1)で勝利を収めているマジョルカは、8月25日のリーグ2節、ホーム(イベロスター・エスタディ)でレアル・ソシエダと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]
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