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【浦和】リカルド監督が挙げた湘南のキーパーソンは?「攻撃の仕方がハッキリしている」

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ルヴァンカップを含め最近3試合連続でスコアレスドロー。

[J1 18節] 浦和 – 湘南/2021年6月20日19:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が6月18日、オンラインによる記者会見を行い、20日のホームでの湘南ベルマーレ戦に向けて対策と抱負を語った。

 昨年12月のリーグ戦から今季のルヴァンカップ2試合と3試合続けてスコアレスで引き分けているカードだ。互いの長所を打ち消しあうなか、「武器」が刃をむく機会もあったものの、ゴールを決めきれずにいる。ただし、今度はおそらく湘南のブラジル人FWウェリントンが先発で登場すると予想される。

 リカルド・ロドリゲス監督もそのJ屈指の強度を誇るストライカーを警戒する。

「非常に難しい対戦相手です。戦術的に整い、強度の高いプレーを最後までしてきます。攻撃の仕方もハッキリしていて、ペナルティエリア内にいるウェリントンにボールを届け、そこからセカンドボールを拾って展開してきます。負かすのが難しいチームであり、最高のレベルのパフォーマンスと集中を発揮しなければいけません」

 この湘南戦から今週はリーグ3連戦が続く。しかも中断明けの大切な一戦。それだけに、まずホームで幸先よく勝利を挙げたいところだ。

「前回の対戦からもちろん参考にするものはあると思います。ただ選手や状況が変わり、分析し直すことも必要です。ここからリーグ3連戦が待っています。しっかり、この3試合で結果を残す準備をして、勝点を積み上げ、上位に近づきたいです。そのなかで自分たちの最大限の力を出して、そこに挑みたい。相手がピッチ上で投げ掛けてくる問題を解決しながら、相手のディフェンスを破って、勝利を目指したいです」

 20日にホームでの湘南戦、23日にアウェーでの柏戦、そして27日にホームでのアビスパ福岡戦と続く。勝点9――あるいはそれに近い勝点を奪えれば、上位進出が見えてくる。

「(湘南戦に向けて)カップ戦ではベスト8に進出することがまず目的でした。メインと言えるこのリーグの3連戦、勝点9が懸かってくる1週間になります。まず湘南戦で、勝点3をしっかり掴み、順位表のうえでもポジションを上げていきたいです。そうすることでチームとしての目標に近づいていきたいです」

 リカルド監督はそのようにこの東京オリンピック前の連戦を重視していた。浦和対湘南戦は20日19時、埼玉スタジアムで行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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