【FC東京】日本代表レフティ小川諒也を右SBで起用、長谷川健太監督が意図を説明。横浜FCから「我々にとって大きな1勝」
日本代表での小川諒也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アダイウトンが今季3ゴール目! 1-0で競り勝ち、約1か月ぶりの勝点3。
[J1 18節] 横浜FC 0-1 FC東京/2021年6月19日/ニッパツ三ツ沢球技場
J1リーグ18節、FC東京がアダイウトンの今季3点目のゴールで横浜FCに1-0と競り勝ち、約1か月ぶりにリーグ戦で勝点3を獲得した。
リーグ戦は2試合ゴールがなく、天皇杯2回戦で順天堂大学に敗れるなど、悪い流れが続いていた。FC東京はその流れを断ち切ることにつながりそうな、全員がハードワークを怠らず1勝を掴み取った。長谷川健太監督は試合後のオンラインによる記者会見で、素直に勝利を喜んだ。
「難しい試合になると思っていましたが、まさにそんな展開になりました。先制するところまでは良かったですが、なかなか次の点が入らず、逆に危ない場面があったものの、本当にディフェンスラインを中心に体を張ってよく守り切ってくれました。やはり最後は気持ちが勝敗を左右したと思います。我々にとって大きな1勝で、これからにしっかりつなげていきたいです」
指揮官はそのようにここからの逆襲を誓っていた。
また、日本代表の活動から戻った小川諒也が後半開始から投入されて、右サイドバックに入った。この起用法の意図について指揮官は、「(横浜FC)の(左ウイングバック)高木選手のクロスからクレーベを狙うのが攻撃の形だったので、そこをしっかり抑えたいと思いました」と理由を説明した。
次節19節は6月23日、FC東京はアウェーで徳島ヴォルティスと、一方、横浜FCもアウェーでヴィッセル神戸と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]