【鹿島】カナリア色の3RDユニ披露。大分戦スコアレスドロー
鹿島がサードユニフォームを披露!(C)KASHIMA ANTLERS
相馬監督は「前向きなプレーが多かった」と評価。いかにゴールへつなげるかを課題に挙げる。
[J1 19節] 大分 0-0 鹿島/2021年6月23日/昭和電工ドーム大分
J1リーグの鹿島アントラーズが6月23日のアウェーでの大分トリニータ戦、クラブ創設30周年を記念した3RDユニフォームを着用して臨み、スコアレスで引き分けた。
3RDユニは、鹿島の象徴でありクラブ創設期から現在に至るまで偉大なリーダーシップを発揮し続けるジーコ(現・鹿島テクニカルディレクター)をはじめ、クラブの歴史に名を刻んできた歴代のブラジル人選手からインスピレーションを得て誕生。「王国」ブラジルのクラシカルなカナリア色のカラーが採用された。クラブの節目を記念する特別なユニフォームであり、クラブが抱き続けるブラジルフットボールへの敬意と感謝が表現されている。
連戦のなかブラジル人選手では、ファン・アラーノ、エヴェラウドが先発。そしてディエゴ・ピトゥカも途中出場を果たしたが、大分の堅守を崩し切れず。それでも何とか厳しい「敵地」で知られる大分から、勝点1を持ち帰った。
相馬直樹監督は試合後のオンラインによる記者会見で、前からのプレッシングの強度を落とさず試合を進められたことを評価する一方、「前半ペースを掴めたところもあったが、ボールを奪ったあと、ゴールにしっかり迫るシーンが、もう一つ足りなかったと感じています」と振り返った。また後半もサイドで次第に主導権を握れたものの、「もう少しボックスに入っていけるように、組み合わせを含め、少し整理しなければいけないかなと感じました」と語った。
そのうえで指揮官は「チーム全体では前向きなプレーが、今日は多かったと感じています。そこに関しては非常に満足しています。これをしっかり勝利につなげていけるようにしていきたいです」と、“前向き”な守備をいかにゴールにつなげるかを課題に挙げていた。
3RDユニフォームの先行販売は完売に。レプリカの一般小売店での販売は6月26日にスタートする。
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[文:サカノワ編集グループ]