×

Jリーグ移籍が噂されたハビ・マルティネス、新天地はカタールSCか

バイエルンのハビ・マルティネス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

バイエルンでリーグ9連覇全て貢献。クラブの公式ツイッターに登場。

 2020-21シーズンを最後にドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンを退団した元スペイン代表MFハビ・マルティネスだが、どうやら新天地を決めたようだ。Jリーグのクラブからもオファーを受けていたと報じられていた32歳の守備のスペシャリストは、カタール1部カタールSCでのプレーを選択しようとしている。

 ブンデスリーガを終えたあと、ハビ・マルティネスは新たなプレー先について「自宅でゆっくり決めます」と語っていた。そして6月20日、カタールSCのツイッター(アカウントは @QatarSportClub )に約10秒間の短い動画を配信。英語で「間もなく皆さんと会えることを、とても楽しみにしています」と、笑顔で呼び掛けている。

 その2日後、クラブはハビ・マルティネスのバイエルン時代のプレー動画も配信した。これにより、あとは発表を待つだけと見られている。

 もちろん「正式発表」はまだではある。観光や視察? という可能性もあり得るが、おそらく新型コロナウイルス感染症対策などが関係していると見られる。

 バイエルンの前人未踏のリーグ9連覇を成し遂げたスペイン人ミッドフィルダーは、ドイツメディア『キッカー』のインタビューで、「(現役時代を)あとどれぐらい続けるのか。それはこの足が決めること。自分にとって最適な選択肢を探しています。夏にアイェグイ(スペイン北部)の自宅で決めます」と、チーム選びに時間をかける考えを示していた。

 彼の古巣であるアスレチック・ビルバオも獲得に乗り出し、2年間で500万ユーロ(約6億6000万円)という条件を提示していたということだ。さらに以前には、日本からもオファーがあると伝えられていたが……。

 来年ワールドカップが開催される中東の地を、選択することになりそうだ。  

関連記事:浅野拓磨の退団騒動、謎解明!?コロナ禍「給与半減」応じず。FIFA判決は“選手支持”

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads