【C大阪】清武弘嗣の以心伝心ヒール、日本代表MF坂元達裕が応えてゴール!ACL、金星与えず
坂元達裕。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
GK松井謙弥の凡ミスから地元のポートFCに先制されながらも追い付く。
[ACL GS3節] C大阪 1-1 ポート/2021年6月30日/ブリーラム・スタジアム
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、タイでの集中開催となるグループステージJ組の3節、セレッソ大阪が地元タイ代表のポートFCと1対1で引き分けた。C大阪は2勝1分。3連勝はならなかったものの、首位をキープしている。
前半シュート数で大きく上回る(前半12本対5本)C大阪だが、なかなかゴールをこじ開けられない。するとアディショナルタイムの45+2分、最終ラインのパコーン・プレムパックのロングキックが大きくターゲットから外れたものの、GK松井謙弥がその目測を見誤ってしまう。するとワンバウンドしたボールが松井の頭上を越して、ゴールネットを揺らす。ポートが先制に成功した。
後半、C大阪も攻め続けたが、なかなかゴールを割れない。そうしたなか80分、67分に交代出場した日本代表MF坂元達裕が魅せる。
右サイドに広がってパスを受けた坂元が、中央の清武弘嗣にボールを預ける。すると、C大阪の「10番」は背中に目があるようなヒールパスを選択。
そして走り込んだ坂元がしっかり反応。それを受けて、冷静にシュートを突き刺してみせたのだ。清武と坂元の以心伝心のコンビネーションから、値千金の一撃が生まれた。
試合は1-1の引き分けで終了に。C大阪は2勝1分の勝点7。クラブ史上初のACL3連勝を逃したとも言えたが、一方で、“金星”を与えることをしっかりと防いでみせた。
2位の香港代表、傑志体育会とは1ポイント差だ。
C大阪は日本時間7月3日の日本時間19時から、再びタイのポートFCと対戦する(今度はポートのホーム扱い)。
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[文:サカノワ編集グループ]