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【W杯 サッカー日本代表】全26選手の出身地、都道府県ランキング。北は青森から南は熊本まで、2位大阪、1位「7人」輩出で圧勝は!?

カタールW杯、ドイツ戦に臨んだ日本代表のイレブン。 (Photo by Claudio Villa/Getty Images)

愛媛県、三重県から2人ずつ選出と健闘!

 カタール・ワールドカップ(W杯)に臨んでいるサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバー26人の出身地とそのランキングをまとめた。

 近年常にトップだった神奈川県出身が、このW杯でも7人と“圧勝”で1位に。代表“候補”選手の多さも特筆すべき点に挙げられる。

 全国最多6クラブあるJリーグクラブの育成組織から多くのタレントを輩出し、高校、大学を経由してプロになり、三笘薫のように代表入りした選手も少なくない。県内には人工芝や天然芝のグラウンドも多く整備され、サッカーに接しやすい環境もこの結果につながっているだろう(トップチームの専用球技場がニッパツ三ッ沢しかないのが課題に)。

 2位が大阪府の3人で、そのあと2人は、愛媛県、三重県、東京都。長友佑都&鎌田大地の愛媛県、浅野拓磨&町野修斗を輩出した三重県の健闘が光る。一方、サッカー人口は多いものの、埼玉県、静岡県は1人ずつ。特に埼玉は近年、なかなか突き抜けるタレントを輩出できずにいる印象だ。

 北は青森県から南は熊本県まで、森保ジャパンはくまなく選ばれている。

 来年にはJリーグは60クラブになる。その育成組織が年々充実し、そこに大学、高校サッカーもつながり、エリートタレントが埋もれることはほぼなくなりつつある。

 一方、サッカーの裾野の状況を見ると、決して思わしくない。公園のほとんどが球技禁止でボールを蹴ることもできない都市部のサッカー環境の充実と改善(したくても、そもそもサッカーができない……)、選択制となった学校授業での“生き残り”など、日本サッカー協会(JFA)が掲げるサッカーを生涯スポーツにしていくためには、このW杯を改めて起爆剤にしたい。

 日本代表の出身地ランキングと各選手の出身地は以下の通り。

◎日本代表
(2022年 カタールW杯メンバー)

▼出身地ランキング
1位 神奈川県 7人
2位 大阪府  3人
3位 愛媛県  2人
3位 三重県  2人
3位 東京都  2人
6位 茨城県  1人
   静岡県  1人
   長崎県  1人
   青森県  1人
   長野県  1人
   熊本県  1人
   兵庫県  1人

   福岡県  1人
   埼玉県  1人
   アメリカ 1人

◎日本代表選手の出身地
GK
川島永嗣
KAWASHIMA Eiji
埼玉県出身

権田修一
GONDA Shuichi
東京都出身

シュミット ダニエル
SCHMIDT Daniel
アメリカ・イリノイ州出身

DF
長友佑都
NAGATOMO Yuto
愛媛県出身

吉田麻也
YOSHIDA Maya
長崎県出身

酒井宏樹
SAKAI Hiroki
長野県出身

谷口彰悟
TANIGUCHI Shogo

熊本県出身

山根視来
YAMANE Miki

神奈川県出身

板倉滉
ITAKURA Kou
神奈川県出身

伊藤洋輝
ITO Hitoki
静岡県出身

冨安健洋
TOMIYASU Takehiro
福岡県出身

MF
柴崎岳
SHIBASAKI Gaku
青森県出身

遠藤航
ENDO Wataru
神奈川県出身

伊東純也
ITO Junya
神奈川県出身

南野拓実
MINAMINO Takumi
大阪府出身

守田英正
MORITA Hidemasa
大阪府出身

鎌田大地
KAMADA Daichi
愛媛県出身

相馬勇紀
SOMA Yuki
東京都

三笘薫
MITOMA Kaoru
神奈川県出身

堂安 律
DOAN Ritsu
兵庫県出身

田中 碧
TANAKA Ao
神奈川県出身

久保建英
KUBO Takefusa
神奈川県出身

FW
浅野拓磨
ASANO Takuma
三重県

前田大然
MAEDA Daizen
大阪府出身

上田綺世
UEDA Ayase
茨城県出身

町野修斗
MACHINO Shuto
三重県出身

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