【広島】川辺駿がグラスホッパーに完全移籍「これからもサンフレッチェが大好き」
川辺駿。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
7月3日の鳥栖戦がラストゲーム、試合後に壮行セレモニー。
J1リーグのサンフレッチェ広島は7月1日、日本代表MF川辺駿(KAWABE Hayao)がスイス・スーパーリーグ(1部)のグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへの完全移籍について、クラブ間で基本合意に達したと発表した。今後は現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定。
川辺は1995年9月8日生まれ、広島県出身の25歳。178センチ・70キロ。A型。これまでのキャリアは、広島高陽FC U-12 ― サンフレッチェ広島ジュニアユース ― 広島ユース ― 広島 ― ジュビロ磐田(期限付き移籍) ― 広島。これまで、U-16・U-17・U-18・U-19・U-22日本代表に選ばれてきた。また日本代表として、国際Aマッチ4試合・1得点。
2021シーズンはJ1リーグ19試合・3得点、ルヴァンカップ2試合・0得点。通算成績は、J1リーグ182試合・15得点、ルヴァンカップ18試合・1得点、天皇杯11試合・0得点、J2リーグ33試合。3得点。
川辺は広島を通じて、次のようにコメントしている。
「この度、スイス・スーパーリーグのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ移籍することになりました。 このタイミングでチームを離れることは簡単な決断ではありませんでしたが、いちサッカー選手として新しい挑戦をしたいという想いが強く、移籍を決めました。
コロナの影響で降格クラブ数の多い難しいシーズンの中にも関わらず、自分の気持ちを尊重して受け入れてくれたクラブ、特にチームスタッフとチームメイトには感謝しています。
ジュニアユース時代から数えると11年を過ごしたサンフレッチェを離れること、また生まれ育った広島を離れることに寂しさはあります。でも今はそれ以上に、応援して下さっている方々に新しい環境で成長した姿を見せたいという気持ちで一杯です。
サンフレッチェの一員ではなくなりますが、これからもサンフレッチェのことが大好きですし、ずっと応援し続けています。 皆さん、これまで本当にありがとうございました。 また最後になりますが、自分の地元でもある広島に新スタジアムができる日をとても楽しみにしています」
川辺は7月3日のホームでのサガン鳥栖戦が、広島での最後の試合となる。試合終了後には壮行セレモニーを行う予定。
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[文:サカノワ編集グループ]