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川崎の旗手怜央、セルティック移籍浮上!英国メディア「左サイドの問題解決へ」

東京オリンピック日本代表での旗手怜央。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

東京五輪日本代表としてもプレー。「古橋亨梧の母国から新たな選手が加わりそうだ」

 J1リーグの川崎フロンターレが11月3日の浦和レッズ戦で引き分け、2位の横浜F・マリノスの敗戦により、リーグ連覇を決めた。通算4回目の優勝。

 そうしたなか、主力の一人である東京オリンピック日本代表の旗手怜央(HATATE Reo)に、前横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督が率いるセルティックFCへの移籍の噂が浮上した。イギリスメディアが4日、一斉に報じている。

『フットボール・スコットランド』は4日、「日本のスター選手である旗手怜央の1月の移籍に向けて、川崎フロンターレとセルティックによる予備的な話し合いが開始された」と報じた。

 また『デイリー・レコード』は旗手の移籍交渉について、「セルティックの最優先事項の一つのようだ」として、次のようにこの補強策の狙いを伝える。

「今夏に獲得した古橋亨梧は、移籍後10ゴールをマークし、ファンの間で大きな話題を集めてきた。そのキョウゴの母国の選手である旗手が新たにセルティック・パークに来ることになりそうだ。

 このミッドフィルダーは左サイドを主戦場に、左サイドバックもこなせる。ポステコグルーにとって問題となっていた二つのポジションをカバーできる」

 そのように、セルティックの課題解決への“キーマン”になると見ているのだ。

 ポステコグルー監督はこれまで、1月の移籍市場でJリーグからの選手獲得を示唆する発言をしてきた。

「日本は私たちが注目するマーケットの一つです。私は日本のことをよく知るアドバンテージがあります。彼らは冬にシーズン終了を迎え、私たちに合う人材を迎え入れるのにちょうどいいタイミングです」

「直近の移籍ウインドーでは、目の前のことに必死になりすぎました。今回は前もって計画を立ててできるでしょう」

 指揮官はそのように語る。

 また冬の移籍市場はシーズン中であるため、スタイルを理解しすぐフィットできる「即戦力」を求めるということだった。

 横浜FMで指揮官のもとプレーしていた前田大然も最有力候補の一人に挙がってきた。さらに旗手も!? 

 静岡学園高校、順天堂大学を経て川崎に加入し、プロ2年目を迎える23歳(大学4年時に特別指定選手としても登録)。リーグ連覇を支えたパワーと技術を兼ね備えたハードワーカーが、海を渡るのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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