【日本代表】原口元気は勝利にフォーカス「元気が出るプレーを」「仲良しチームではなく」

原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

大人になった29歳のアタッカー。“オール欧州組”について、先人への感謝を口にする。

 日本代表のMF原口元気が10月6日、オンラインによる取材に応じて、オランダで行われるカメルーン代表(9日)、コートジボワール代表(13日)との国際親善試合2連戦に向けて意欲を示した。

 約1年ぶりとなるA代表の活動となる。しかも全員がヨーロッパ組で、オランダでの開催に。ただ原口は気持ちを引き締め、あくまでも2試合に勝つことにフォーカスを置く。

「久しぶりに会いました、楽しいです、懐かしいですね、で終わらないように、しっかり2試合を勝っていけるように。それは(森保一)監督も言ってくれています。久々に会って嬉しいという仲良しチームではなくて、この2試合に勝ち、強いチームを作っていきます」

 背番号「10」をつけるドイツ・ブンデスリーガ2部ハノーファーでの3シーズン目、左MFのレギュラーポジションを掴んで存在感を発揮し、これまで3試合・1得点・2アシストと活躍する。チームも3試合を終えて2勝1敗で2位と好調だ。その勢いを、この代表活動にもつなげたい。

「国際的なイベントができないなか、まず最初に日本代表が試合をやらせてもらえます。シンプルに言うなら、元気が出るような試合ができたら、一番いいと思います。せっかくの機会でTV中継もされるので、素晴らしい試合をして、観ている方に元気を与えたいです」

 そのように原口が「元気」を与えたいと、ストレートに意欲を示した。

 オランダでの活動とあって、日本への長距離移動や時差の負担が軽減される。そういった環境面について、29歳のアタッカーはメリットを挙げる。

「(ドイツとオランダは隣国)移動距離が短く負担がかからないのは、選手にとってはありがたいことです。対戦相手もヨーロッパでプレーする選手がほとんどで、相手のコンディションも良く、いいテストマッチになると思います」

 加えて“オール欧州組”のメンバー構成について、原口は先人たちへの感謝も口にしていた。

「僕らがヨーロッパでプレーできているのは、今までの先輩方が実績を積んできたからこそ。日本人としての評価を先にしてもらえたことで、今たくさんの選手がヨーロッパでプレーできています。僕らだけの成果ではなく、これまでの日本代表、日本サッカーの成長の証だと思っています」

 浦和レッズを経て、ヘルタ・ベルリン、そしてハノーファーでプレーしてきた。ドイツに渡り6年目、いろんな面で視野が広がっている。大人になった原口元気の“元気を与えるプレー”――期待して良さそうだ。

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[取材・文:塚越始]

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