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【札幌】「今後の方向性に関わる勝利」。ペトロヴィッチ監督が選手たちを称える

札幌のペトロヴィッチ監督(2019年3月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

札幌は白星先行、一方、徳島は6試合勝ち星なし。

[J1 21節] 札幌 1-0 徳島/2021年7月4日/札幌厚別公園競技場

 J1リーグ21節、北海道コンサドーレ札幌がオウンゴールによる1点を守り切り、徳島ヴォルティスに1-0の勝利を収めた。札幌は8勝4分7敗の勝点28と、再び白星を先行させて11位に。一方、リーグ戦6試合勝ち星のない徳島は5勝4分12敗で勝点19のまま。

 札幌のペトロヴィッチ監督は試合後の記者会見で次のように、選手たちを称えた。

「前半は何度かチャンスを作れましたが、最後のところで点を奪えず折り返しました。前半は向かい風の影響を受けました。後半は逆に追い風になり、プレッシャーをかけやすい状況になりました。前半と比べても落ち着いてビルドアップできました。ホームで何がなんでも勝点3を欲したゲームでした。最後まで諦めず勝利を目指して戦ってくれた選手たちの気持ちが、最後のゴールにつながったと思います」

「今日のゲームは、我々が今後どういった方向性を目指していくのか、という位置づけの戦いだったと言えます。勝利したことによって、自分たちがさらにここから上を目指していけると示せました。折り返しのゲームになりましたが、まだ試合消化数も少なく、このポジションにいることは、ここから上へ向かっていける状況を作れたと思います。若い選手が多いので下に沈むと後半戦は難しい戦いを強いられます。今日の勝利をもって、さらに上を目指せるという方向を示せたのは、非常に良かったと思います」

 そのように指揮官も、とても前向きだった。後半戦、ルヴァンカップ制覇とリーグ戦での上位進出を目指す。

 22節、札幌は7月10日にアウェーでベガルタ仙台と、徳島は11日にホームで清水エスパルスと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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