【札幌】鈴木武蔵のベルギー1部移籍の「打診は事実」。クラブは「交渉中」と認める
札幌の鈴木武蔵。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今季はリーグ4試合・5得点と、出場した全試合でゴールを決める。
J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は8月13日、日本代表FW鈴木武蔵にベルギー1部リーグのKベールスホットVAから獲得オファーがあったという報道を受けて、クラブ公式サイトでその事実を認めた。
クラブは『本日の鈴木武蔵選手に関する移籍報道について』と題して、次のように配信した。
「本日、一部報道機関において弊クラブ所属 鈴木武蔵選手の移籍に関する報道がありましたが、現時点で先方クラブからの打診があったのは事実です。しかしながら本人、先方クラブ、弊クラブ間での契約には至っておりません。今後は本人の意思を確認しつつ本人並びに先方クラブと交渉して参ります。つきましては、本件に関して決定事項がありましたら改めて速やかに発表させて頂きます」
クラブはそのように獲得の打診があった事実を認めている。そのうえで条件を精査、鈴木の意思を確認して交渉を進めているということだ。
鈴木は1994年2月11日生まれ、26歳。群馬県出身、186センチ・74キロ。
これまでのキャリアは、FCおおたジュニアユース ― 桐生一高 ― アルビレックス新潟 ― 水戸ホーリーホック(ローン) ― 松本山雅FC (ローン) ― V・ファーレン長崎 ― 札幌。日本代表7試合・1得点。札幌では昨季J1リーグ33試合に出場して自己最多13得点を記録。今季はケガによる離脱時期もあったが、これまでリーグ4試合・5得点と、出場した全試合でゴール決めている。
ベールスホットは、2013年のKベールスホットCAの破産を受けて母体を変更して発足。サウジアラビアの王子の出資を受けていて、新シーズンは1部リーグに臨む。
果たして日本代表でも存在感を増すストライカーが海を渡るのか? 札幌は今週末15日午後2時からホームで、J1リーグ10節・川崎フロンターレ戦に臨む。
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[文:サカノワ編集グループ]