【浦和】仙台に引き分けたものの「嬉しかった」と西川周作が感じた光景とは
浦和の西川周作。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
試合後のチームメイトの表情を見て――。
[J1 21節] 仙台 0-0 浦和/2021年7月3日19:03/ユアテックスタジアム仙台
J1リーグ21節、浦和レッズはベガルタ仙台戦、チャンスを作り出したものの得点できず、スコアレスで引き分けた。リーグ3連勝は逃したものの、3試合負けなし。
3試合連続でフル出場を果たして、いずれも無失点に抑えてきたGK西川周作が試合後オンラインによる取材に応じた。
浦和の背番号「1」は、「前半から意識していたのは、ボールを持てる時間があり、攻めている時のリスクマネジメントの声は常に掛けて、相手のカウンターを注意していました。自分たちの不用意なパスミスやセットプレーからやられてしまう展開になりがちなので、より集中しながら、自分はゴールを守ることに集中していました」と、あくまでも“守”に軸足を置きながら慎重に対応したという。
様々な攻撃パターンからゴールを脅かした。とはいえ、スコアレスドロー。その引き分けに終わった結果には満足していない。一方、西川は試合後に「強くなっていける」と感じたという。
「本当にディフェンス陣が体を張って、最後体をぶつけてくれて、ピンチでは自分が止めることにだけ意識を集中していました。それに今日の試合が終わって嬉しかったことがあり、0-0の結果に誰一人満足していませんでした。顔を見ると悔しさに満ちていて、自分たちはまだまだ上に行かなければいけない、上に行けるという確信を僕は抱きました。みんなが『0-0でOK』ではなく、ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)の出場権を獲得しようと強く意識しています。しっかり準備して臨みます」
浦和はこのあと中断まで、天皇杯3回戦のSC相模原戦、J1リーグの大分トリニータ戦の2試合に臨む。連勝で東京オリンピック期間に突入したい。
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[文:サカノワ編集グループ]