【浦和】伊藤涼太郎が水戸に育成型期限付き移籍。「力不足を痛感」も「ポジティブな決断」
浦和での伊藤涼太郎。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2018シーズン以来の復帰、「この決断をした以上、水戸ホーリーホックの勝利、昇格に貢献します!」。
J1リーグ浦和レッズのMF伊藤涼太郎( ITO Ryotaro )が7月8日、J2リーグ水戸ホーリーホックに育成型期限付き移籍することが決まった。移籍期間は7月8日から2022年1月31日まで。契約上、期間中は浦和との公式戦に出場できない。
伊藤は1998年2月6日生まれ、大阪府出身、23歳。174センチ・66キロ。
これまでのキャリアは、AVANTI KANSAI FC ― セレッソ大阪U-15 ― 岡山県作陽高校 ― 浦和 ― 水戸(育成型期限付き移籍) ― 大分トリニータ(期限付き移籍) ― 浦和 ― 水戸。
今シーズンは、J1リーグ1試合・0得点、ルヴァンカップ4試合・0得点。
伊藤は次のように、浦和のサポーターへコメントしている。
「水戸ホーリーホックに育成型期限付き移籍することになりました。試合に出られない悔しさ、同年代の選手たちが浦和で活躍している悔しさ、自分の力不足をものすごく痛感しました。このタイミングでの移籍は、とてもポジティブな決断だと思います。自分に足りないものをもう一度見つめ直して、水戸で暴れてきます! 浦和から近いのでぜひ時間があれば試合を見に来てください!」
また、J2リーグ34試合・9ゴールを決めた2018シーズン以来の復帰となる水戸のサポーターに向けて、次のように呼びかけている。
「浦和レッズから育成型期限付き移籍で加入することになりました。お世話になったクラブでもう一度このようなチャンスを与えていただいたこと、水戸ホーリーホックサポーターの皆さんとともに戦えることを嬉しく思います。この決断をした以上、水戸ホーリーホックの勝利、昇格に貢献します! よろしくお願いします!」
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[文:サカノワ編集グループ]