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【山形1-0松本】名波浩監督「鬼門だった」“4セット目”失点を悔やむ。クラモフスキー監督は山田康太に「よく成長している」

松本の名波浩監督(左)、山形のクラモフスキー監督(右)。協力:モンテディオ山形

山形怒涛の5連勝、9試合負けなし。

[J2 22節]  山形 1-0 松本 /2021年7月11日/NDソフトスタジアム山形

 J2リーグ22節、モンテディオ山形が山田康太の3試合連続ゴールで、松本山雅FCに1-0の勝利を収めた。山形はリーグ5連勝、9試合負けなし(8勝1分)。一方、松本は名波体制初の連勝はならなかった。

 名波監督は勝負どころでの失点を悔やんだ。

 指揮官は1試合を15分6セットに区切り、そのセットごとの対策や傾向を提示。「鬼門だった」という“4セット目”の後半立ち上がりの50分、前節の東京ヴェルディ戦(1-0から57分に端戸仁に失点)に続いて、今度は山田に不運な形ではあったが失点を喫してしまった。

 残り2セットは相手の体力が落ちると分析。それだけに「5、6セット目はプラン通りにいき、凌げていれば『3』を取れたのではないかと思っています。そこは選手とも共有できています。ゴールに向かっていく形もできていました。ただ、そこでの精度と連続性、連動性はまだまだ。交代で入った選手の特長を生かしたり、もといた選手とのコンビネーションも足りなかった」と振り返った。

 そのうえで、「現状・実情を認めて、選手をつかまえてコミュニケーションをとっていきたいです」と今後の課題を挙げた。

 一方、山形のピーター・クラモフスキー監督は日本語で「すごくいいチームパフォーマンスでした」と納得の手応えを口にした。

 そのうえで、3試合連続ゴールを決めた山田康太について、次のように語った。

「よく成長しています。それは彼がしっかり安定したハードワークを見せているからで、それが結実していると思います。ポテンシャルのある選手。ただ、やはり全員がハードワークを続けられていたことが勝因に挙げられます」

 勢いをとどまらない。山形は6位をキープ。さらなる上位進出、そして昇格圏内を虎視眈々と狙っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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