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【甲府3-2松本】壮絶死闘、80分から4分間4発!松本は次節にも19位以下が決定

写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

甲府はJ1昇格へわずかな望みをつなぐ。

[J2 39節] 甲府 3-2 松本/2021年11月14日13:08/JITリサイクルインクスタジアム

 J1昇格へ一縷の望みをつなぐヴァンフォーレ甲府と最下位の松本山雅FCの一戦、ともに勝点3を欲した死闘は80分から4分間でそれぞれが点を取り合い4ゴールが生まれる展開となり、ホームの甲府が3-2で勝利を収めた。甲府は松本から9年ぶりの勝利。松本は最下位脱出ならず、次節には他チームの結果によっては19位以下が決まる。

 大幅に先発を入れ替えた松本に対して甲府は19分、GK圍謙太朗がパンチングミス、競り勝ったウィリアン・リラがしっかりヘッドで押し込み先制する。

 そして終盤、試合が目まぐるしく動く。80分、コーナーキックから伊藤翔が押し込みついに同点に追いつく。

 ただ、これで甲府にも火がつく。そこから、81分に関口正大、83分に阪野豊史、84に浦上 仁騎と、いずれもファインゴールでのゴールラッシュに!

 ここから甲府は古巣対決となった高崎寛之らを投入。試合を落ち着けて、しっかり3-2で逃げ切った。甲府は、次節にも2位京都サンガF.C.の昇格が決まるという厳しい状況ではあるが、「あと勝点9を積み上げることに集中したい」と伊藤彰監督は意欲を示した。

 また、松本の名波監督も「新潟、甲府とリーグ上位チームとしっかり戦えているのは評価できるところ。残り3つ全勝するしかない。幸いなことにホームゲームがあと2試合あります。選手はやってやろうという気持ちが強いです」と前を向いた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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