【松本】世界トップ級、前田大然のトップスピードは時速36.9キロ

FC東京の森重真人を抜き去る松本時代の前田大然(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ポルトガルでも突き抜けろ! 元水戸チームメイトの林陵平がある試合のデータを公開。

 DAIZEN MAEDAのスピードは世界でもトップクラス――。松本山雅FCからポルトガル1部リーグのCSマリティモへの1年間の期限付き移籍が決まった前田大然だが、ある試合でトップスピード「時速36.9キロ」を計測していたという。原付バイク並であり、仮にこのまま100メートルを走り切った場合、9秒7台と世界記録保持者のウサイン・ボルトにも匹敵する速さだ。

 東京ヴェルディの林陵平が、自身のSNSのツイッター( アカウントは @Ryohei_h11 )で、「ちなみに大然がある試合で出した最高速度。速すぎて笑ってしまいました。36.9km/h。世界。」と、データを”公開”。どの時期のどの試合なのか、カテゴリーなども不明ではあるが、「最高速度36.9キロ スプリント回数25回 総スプリント距離 540メートル」という数値を叩き出している。

 林は前田と2017年に水戸ホーリーホックで2トップを組み、林は14ゴール、前田は13ゴールと、二人揃ってシーズン最多ゴールを記録した。チームも一時期4位に浮上するなど、その後の上昇気流へのクサビを放ったシーズンだ。

 2014年のブラジル・ワールドカップではウェールズ代表のガレス・ベイルが同じく「時速36.9キロ」で1位に(ちなみにクリスチアーノ・ロナウドは時速33.6キロだった)。またフランス代表のエムバペについて、フランスメディアが時速44.7キロを出したという記事を載せているが、どのように測定したかは不明。これはボルトに匹敵するスピードだ。

 今季のJ1リーグのスプリント回数は、Jリーグ公式ホームページによると、前田が1位から4位を独占(4位タイの「44回」にヴィッセル神戸の山口蛍)。2節のアウェーでの大分戦で「56回」を叩き出している(2位はホームでの17節・G大阪戦での「46」回)。

 今季J1リーグのゴール数は2得点だが、そのスピードが松本の重要な武器であったことが改めてよく分かる。

 林もツイッターで前田のマリティモ移籍を喜ぶとともに、「2017年、彼と2トップを組んでた時に感じた強烈なポテンシャル。大然のスピードは間違いなく世界でも通用すると思う。頑張れ、大然。」とエールを送っている。

 そのスピードを最大の特長に、どこまで突き抜けるられるか。松本から世界へ。前田の超人的なスピードで、松本と水戸に続き、ポルトガルのサポーターの心を焦がしてもらいたい。

 前田は1997年10月20日生まれの21歳、大阪府出身。173センチ、67キロ。今季はJ1リーグ18試合2得点、J2リーグ通算70試合20得点。これまでのキャリアは、太子JSC―川上FC― 山梨学院大附属高 ―松本山雅FC―水戸ホーリーホック―松本山雅FC 。日本代表(国際Aマッチ)2試合0得点。

 CSマリティモは昨季12勝3分19敗(26得点・39失点)の勝点39で11位。安西幸輝と権田修一の在籍するポルティモネンセは12位、中島翔哉のFCポルトは2位。

関連記事:【松本×磐田】前田大然のオフサイド判定に、JFA審判部「得点を認めるべきケースだった」

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads