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【オマーン戦】こんな布陣を見てみたい。守田不在…三笘抜擢、前田&古橋の2トップで豪胆に!日本代表カタールW杯アジア最終予選第6戦

(C)SAKANOWA

メンバーほぼ固定も、決して高いパフォーマンスを見せていない現実に目を向けたい。

[W杯アジア最終予選 B組 第6戦] オマーン – 日本/2021年11月16日20:00(日本時間17日1:00)/Sultan Qaboos Stadium

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が11月11日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第6戦、オマーン代表と同国の首都マスカットで対戦する。FIFAランキングは日本28位、オマーン77位。今年最後の1戦、ホームでの初戦で敗れている相手にリベンジの勝利を掴むことがノルマとなる。

 日本は2試合連続で4-3-3を採用して最終予選2連勝中だ。しかしその2試合で抜擢されたインサイドハーフの守田英正が今回、累積警告で出場停止になる。

 また初戦でやや足を気にしていた伊東純也と大迫勇也、大事を取って初戦メンバー外となった酒井宏樹の状態も気になるところだ。

 日本の森保一監督は大幅にメンバーを入れ替えると連携面などでリスクを伴うと考えを示す。それだけに大胆な変更は、ケガ人が続出しない限りないと見ていい。

 とはいえ、それでもベトナム戦のパフォーマンスを見れば、やはりチャーター機で到着が遅れた選手たちよりも、すでに現地で準備を進めていた選手たちのほうがより良いパフォーマンスを見せたのではないか? と思わざるを得ない。

 指揮官はまさにその敗れた初戦・オマーン戦の敗因として、選手のコンディションの重要性を改めて認識したと言っていた。

 そういった背景を考慮すると――ここでJ1得点ランキング1位の前田大然、セルティックFCで旋風を巻き起こす古橋亨梧、ベルギーで衝撃のハットトリック達成のあとレギュラーポジションを確保しそうな勢いにある三笘薫――彼らを登用しない手はないのではないか。

 しかも、オマーンとの対戦ではギャップを探り合う展開になるだけに、狡猾かつスピードのある彼らはまさに最適と言える。

 チーム内の競争が乏しく、それでいて決して連係面など高いパフォーマンスを発揮しているわけではない。

 一部の選手にあまりに依存しすぎている。ただ勝てばいい、という暴論も増えているが、理想のない低い視座に立つと、あらゆる基準やレベルを「下」に揃えていきかねない。それがワクワク感を失った日本代表で進行している現実である点にも、しっかり目を向けたい。

 最終予選、日本は3勝2敗で3位。オマーンは11日の中国戦を1-1で引き分けていて、2勝1分2敗で4位。

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[文:サカノワ編集グループ]

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