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モンペリエが浦和DF酒井宏樹の獲得検討「フランスでいまだ高い評価」

酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

セルジュ・オーリエも候補だが――。

 フランス1部モンペリエHSCが、J1リーグ浦和レッズに所属する日本代表DF酒井宏樹の獲得を検討しているという。フランスメディア『レキップ』が6月22日に報じた。

 同国メディア『フットメルカート』がこの情報をもとに詳しくレポートしている。2011-12シーズンにリーグ優勝を果たしている名門はこのオフに着々と補強を進めていて、さらに強化ポイントである右サイドバックにも着手。昨季レンタルでプレーしたファライ・サコのヴィトーリアSCからの獲得が優先課題だが、代替案も検討中だ。コートジボワール代表セルジュ・オーリエが候補に挙がっていて、所属先のビジャレアルCFが契約延長のオプションを行使しないため、フリートランスファーでの獲得が可能だという。

 さらに昨年7月までフランス1部オリンピック・マルセイユでプレーした酒井も浮上。オリンピック・マルセイユも昨年冬に再獲得を模索したと現地で報じられているが、「フランスで高い評価を保ち続けている。モンペリエは彼が豊富な経験、リーグ・アンを熟知しているキャリアを気に入っている」と、リストアップしているそうだ。なお『トランスファー・マルクト』によると、酒井と浦和の契約は2023年12月までとなっている。

 また32歳の日本代表サイドバックは現在、右足第5中足骨の手術を経てリハビリに努め、全体のトレーニングにも合流している。今シーズンはこれまでJ1リーグ7試合、公式戦通算11試合に出場している。

 モンペリエは2021-22シーズン、12勝7分19敗(49得点・61失点)で13位だった。

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