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マンU、後任候補にジダン!スールシャール監督の解任検討か

レアル・マドリードでのジダン監督。 (Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)

『マンチェスター・イブニング』紙が報じる。本命はやはりあの男だが――。

[プレミアリーグ 9節] マンチェスター・U 0-5 リバプール/2021年10月25日/オールドトラフォード

 イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドがリバプールFCにホームで歴史的な0-5の大敗を喫したことを受けて、オーレ・グンナー・スールシャール監督の解任が検討されているという。地元メディア『マンチェスター・イブニング』紙が同日に報じた。なおユルゲン・クロップ監督率いるリバプールの日本代表MF南野拓実はこの試合、ベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。

 記事では、「マンUにとって、ライバルチームにホームチームで喫した史上最悪の大敗だった」と伝える。そして混迷期に指揮を執り「明らか進歩を遂げてきた」と、クラブのレジェンドの一人であるスールシャール監督の再建の手腕は評価するものの、一方、最近のリーグ4戦勝利なし、2試合連続の大敗によって、「期待に反して成績は低迷している」と嘆く。

 何より選手、コーチングスタッフが自信を失っている点を指摘。この“帝国”のヒエラルキーの頂点にいる上層部が“決断”を下すことは多いにあり得ると見ている。

 しかもマンUは今週末から、トッテナム・ホットスパーFC、アタランタBC(欧州チャンピオンズリーグ)、そしてマンチェスター・シティ戦という凄まじい連戦が待っている。

 そうしたなか、同紙は後任候補についての噂をチェック。フリーの中では、昨季インテル・ミラノでセリエA制覇を成し遂げたものの退任している、チェルシーFCを率いた経験もあるイタリア人のアントニオ・コンテ氏がいる。本人はこのビッグクラブを率いることを前向きに検討しているはずだが、理想はシーズン開幕からであり、また、マンUの体制には不満を漏らしていると伝える。

 そして、前レアル・マドリードのフランス人ジネディーヌ・ジダン氏も、「後任として噂されている」一人だ。某ブックメーカーのオッズを引用していて、そこではコンテ氏を抑えて「一番人気」ということだ。

 ただし――ジダン氏の仲介人は、現時点での就任の可能性は低いと見ていると報じている。

 やはり「本命」はコンテ氏。むしろ現在ポジションが空いているのは奇跡的とも言える。が、もちろん最高の条件を待っている立場である。クラブはスールシャール監督続投の姿勢を示すが……果たして急転直下、動きはあるのか!?

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[文:サカノワ編集グループ]

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