W杯ブラジル戦で希望の一撃。玉田圭司が引退「笑ってシーズンが終われるよう毎日を楽しく過ごしたい」。41歳の元日本代表FW、現在はJ2長崎でプレー
2006年のドイツW杯ブラジル戦で先制ゴールを決めた日本代表の玉田圭司。 (Photo by Laurence Griffiths/Getty Images)
最後まで「ナンバー11」にこだわり。長崎の11番、11月11日11時11分に発表。
J2リーグのV・ファーレン長崎は11月11日、元日本代表FW玉田圭司が2021シーズンをもって現役を引退すると発表した。クラブは「これまでの玉田選手への声援に感謝申し上げます」と礼を述べている。
11月28日のホーム最終戦の試合後に引退セレモニーを実施予定。また12月上旬に引退会見を実施する(場所未定)。
1980年4月11日生まれ、千葉県出身の41歳。背番号「11」。
これまでのJ1リーグ通算366試合・99得点、J2リーグ162試合・34得点。日本代表72試合・16得点。
2006年、2010年のワールドカップ(W杯)日本代表メンバー。2006年のドイツW杯では、決勝トーナメント進出へ「2点差勝利」がノルマという状況で臨んだグループリーグ最終のブラジル代表戦、34分、三都主アレサンドロのスルーパスから左足の豪快なショットで、ゴールネットを揺らし、日本に先制点をもたらした。玉田本人が「あれでブラジルを本気にさせちゃったかな」と振り返ったのも印象的だったが、そのあとバトルモードに突入したセレソンに4失点を食らい、結局1-4で敗れた。日本に希望の灯をもたらした一撃だった。
玉田はクラブを通じて次のようにコメントしている。
「突然ですが、私玉田圭司は、2021シーズンをもって現役を引退することを決めました。まずは、今日11月11日11時11分に発表したいという僕のわがままを聞いてくださったクラブにとても感謝しています。
3年間でしたが、長崎のサポーターの皆さんの温かさを感じることができました。本当にありがとうございました。そして、これまでお世話になった柏レイソル、名古屋グランパス、セレッソ大阪、日本代表の関係者、ファン・サポーターの方にも感謝の想いを伝えたいです。
今シーズンもあと1か月をきり、4試合を残すのみとなりましたが、笑ってシーズンが終われるよう毎日を楽しく過ごしたいと思っています。
ありがとうございました」
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[文:サカノワ編集グループ]