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【G大阪】大分戦AT逆転弾!宇佐美貴史が語った「ボール1個分のズレ」との格闘

札幌戦でゴールを決めた宇佐美貴史。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

84分から2発!!レアンドロ・ペレイラも決めた。

[J1 3節] G大阪 2-1 大分/2021年7月27日/パナソニック スタジアム吹田

 特例により東京オリンピック期間に組まれた順延分のJ1リーグ3節のガンバ大阪対大分トリニータ戦、G大阪が1点リードされた終盤、84分にレアンドロ・ペレイラ、そして90+4分に日本代表にも選ばれてきた宇佐美貴史のゴールで逆転勝利を収めてみせた。

 試合は互いにリズムを掴もうと探りあうなか、次第にホームチームが主導権を握る。

 それでも先制したのは大分だった。粘り強く戦いながら掴んだフリーキックのチャンス。60分、野村直輝の直接フリーキックから香川勇気を経由し、最後はエンリケ・トレヴィザンが決めて先制に成功した。

 そして大分は新加入の梅崎司、呉屋大翔らを投入。それでもG大阪は布陣変更などしながら攻撃の強度をさらに高め、大分ゴールに迫っていく。

 すると84分、レアンドロ・ペレイラが決めて同点に。さらに90+4分、パトリックのポストプレーによる落としを、途中出場の宇佐美が後方から飛び込んでゴールネットに突き刺して、逆転に成功! パナスタに歓喜のゴールをもたらした。

 宇佐美は試合後、次のように語った。

「パワープレーになって、パトが中に落としてくれましたが、まさかあんなに良いところに出してくれるとは思いませんでした。良すぎたので、フカさないことだけを考えて合わせました。(最近は)チャンスがゼロではなく、ボール1個分ぐらいがズレているだけだったので、厳しい日程でちょっと蝕まれるなか、それでもどんどんトライし続けるしかなかった。試行錯誤しながらその1個分のズレが決まるように取り組んできました」

 G大阪はリーグ戦、3試合ぶりの勝利。この試合で、バブル生活から開放される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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