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【シント・トロイデン】山本理仁「感慨深い」。伊藤涼太郎の投入で流れ一変、監督交代を経て待望の今季初勝利!

伊藤涼太郎。(C)STVV

「涼太郎君に気持ちよくプレーしてもらおうという狙いはあった」

 ベルギー1部リーグ7節、シント=トロイデンVV(STVV)が9月15日、OHルーベンに2-1で勝利を収め、今季初の勝点3を獲得した。

 STVVの日本人選手では、小川諒也、谷口彰悟、山本理仁、藤田譲瑠チマ、小久保玲央ブライアンがスタメでン出場。伊藤涼太郎が77分から途中出場し、全6選手がピッチに立って勝利に貢献した。

 STVVは就任したフェリス・マッズ監督の初陣で、ようやく一つ、しかもホームで結果を残した。

 パリ・オリンピックサッカー男子日本代表の山本は「とにかくホットしていますし、感慨深いものがあります。上手くバランスを見てやろうという話をしていましたが、監督が変わって1週間しか準備できず色々やり方が変わったうえでまだ落とし込み切れてないところがあり難しい試合でした。1失点におさえられたのは良かったです」と喜んだ。

 また伊藤の投入後に流れが変わり、81分にビラル・ブラヒミの決勝ゴールが決まった。

「涼太郎くんが入ったことで、よりやりやすくなったと思います。涼太郎君はやはりペナルティエリア付近でのスペシャリティがあり、そこをまず涼太郎君に気持ちよくプレーしてもらおうという狙いはありました。少し攻めている時間帯で、上手くカウンターを受けないようにしてオーガナイズできました」

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 山本はそのように喜んでいた。一方で、「僕らは一番下にいるチーム。ここから這い上がっていきたい」と気合いを入れ直していた。