道渕諒平がセルビア1部と契約。「目標は10得点・10アシスト」
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
昨季13位ラドニチュキ・ニシュで、すでに2試合出場。現地メディアがインタビューを掲載。
韓国Kリーグ2部の忠南牙山FCと双方合意で契約解除していた元ベガルタ仙台のMF道渕諒平が今季セルビア1部のFKラドニチュキ・ニシュに加入し、すでにリーグ2試合に出場、1アシストを記録している。27歳のミッドフィルダーは地元メディア『Novosti』のインタビューに応じ、新天地に懸ける思いを語っている。
これまでのヴァンフォーレ甲府、仙台でのキャリアなどを紹介している。
道渕は背番号「8」をつけていて、すでに2試合に出場。チームメイトからは「ミチャ」というニックネームを付けられたそうだ。
昨シーズン、日本代表FW浅野拓磨がパルチザン・ベオグラードで18ゴールを決めたことで、セルビアでは日本人選手の評価も高まった。道渕は浅野とはコンタクトを取っていないそうで、「彼が素晴らしいシーズンを送ったことは知っています。彼にいいプレーを見せられるように全力を尽くします」と抱負を語っている。
そのうえで、「10得点・10アシスト」を目標に掲げている。
そしてセルビア代表監督を務める、元名古屋グランパスの選手・監督のドラガン・ストイコビッチ氏について、セルビア出身であることを知らなかったと言い、「私が幼かった頃から有名でした。そのテクニックは称賛され、またクラブの監督としても素晴らしい成績を収めていて、尊敬されています」などと語っている。
ラドニチュキ・ニシュは昨季13位。今シーズンはこれまで1勝1分。
道渕は明治大学を経て、ヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台でプレー。しかし、いずれのクラブも問題行動に伴い退団を余儀なくされていた。昨季は韓国2部の忠南牙山と契約して活躍。しかし市民団体からの抗議活動を受けて、このチームが市民クラブだったこともあり、双方合意のもと契約を解除していた。
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[文:サカノワ編集グループ]