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大迫勇也が神戸と契約のためドイツ出発「この移籍は突然決まった」現地紙報じる

大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ブレーメンはケガで今週末のカップ戦欠場を発表していたが――。

 ドイツ・ブンデスリーガ2部ヴェルダー・ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が、ヴィッセル神戸との契約のためドイツを出発した――。ドイツで最大部数を誇る大衆紙『ビルド』電子版が日本時間8月6日未明、「大迫が日本へ旅立った」と題したレポートを掲載、その移籍先は神戸となるようだと報じた。

 大迫は2部に今季降格したブレーメンで、これまで開幕からリーグ2試合にインサイドハーフとして先発出場。チームは1勝1分とまずまずのスタートを切っていた。しかし一方、クラブは慢性的な経営難のため、今季末で契約満了を迎える大迫らの放出を検討していた。

 記事では、「このインターナショナルプレーヤーは神戸との契約を控え、チームメイトに別れを告げた。正式な移籍先は近日中に発表される」と、日本への出発を伝える。また5日午後にブレーメンが大迫について、右内転筋を傷めたため、今週末のDFBカップ1回戦VfLオズナブリュック戦を欠場すると発表していた。ただ同メディアは「それがどこまで真実なのかは分からないが……」と首を傾げる。

 ブレーメンは2018年、1FC.ケルンから大迫を450万ユーロ(約5億8000万円)で獲得していて、この夏の移籍市場が「少額ではあるものの移籍金を獲得できる最後のチャンスであった」。しかし一方、日本への復帰の噂は以前からあったものの、力も十分あるだけに、このタイミングでは「予想していなかった」と突然の決定に驚く。2014年1月に鹿島アントラーズからドイツ(最初は1860ミュンヘン)に渡ってから7年7か月を経て、31歳のストライカーは日本へ戻る決断を下したということだ。

 また、「(元ケルンの)ルーカス・ポドルスキもプレーした神戸で、キャプテンを務める元FCバルセロナのスターであるアンドレス・イニエスタと一緒にプレーすることになる」と、神戸入りについて言及する。

 ただ今回の記事では、移籍先が神戸である具体性をやや欠いている。とはいえ、ここまで具体名を出す時は精度の高いメディアでもある(思い切り外す時もある)。

 そして記事の最後には、東京オリンピック日本代表について、「大迫も最後まで選考に残っていたが、結局、選外になった」とも一言触れている。

注目記事:大迫勇也の日本復帰は?神戸接触、ブレーメンでは主力の座だが…希望ポジションと合わず!? | サカノワ

[文:サカノワ編集グループ]

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