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「僕の先生は…」久保建英がインタビュー。マジョルカ移籍決断の理由、1部残留への決意を語る

ユーチューブの『RCD MALLORCA』公式チャンネルに登場した久保建英。

ユーチューブのクラブ公式チャンネルで。

[スペイン1部 1節] マジョルカ 1-1 ベティス/2021年8月14日19:30(日本時間15日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペイン1部リーグのレアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍した日本代表MF久保建英がこのほど、ユーチューブのクラブ公式チャンネルでのインタビューに登場し、2シーズンぶりとなるソンモイシュでの戦いへ決意をスペイン語で示した。

 その一問一答の要旨は次の通り。

――マジョルカに戻っての感想。

「マジョルカのことを恋しく思っていました。空港に到着して、道路、気候、スタジアム……全て覚えています。チームメイトはほぼ全員知っています。新しい選手を含めてほぼ全員。自分が新しく加わった選手だとは感じていません」

――移籍を決めた理由。

「多くの人が僕のことを望んでくれていたとすごく感じます。特にコーチ陣、監督、選手たち。何人かは僕にメッセージをくれて、僕をサポートし信頼してくれていると感じました。彼らからのメッセージを受け取った時、このチームの一員になりたい、ここに来ようと決めました。ピッチで最大限チームを助けて、楽しみたいです」

――現在のマジョルカについて。

「昨シーズンの試合は見ました。2年前に僕がいた時とは違うと分かっています。今のほうがかなり良いです。僕もオリンピックという重要な大会を経験しました。選手としてより良くなったと思うし、もっとチームを助け、今回は目標(1部残留)を達成したい。前回は2部降格というトゲが刺さりました。今年僕は目標に向けて必死にやるだけです。10年後、僕がもっと大人になった時に唯一大事なのは結果です」

――自身の特長。

「ゴールを奪うため、僕はとてもハングリーです。ゴール、アシスト、カギを握るプレーでチームを助けたい。僕は多くのリズムを掴み、90分間、全力で走ることができます。守備面でのサポートもできるし、多くの規律があります」

――マジョルカでプレーした2シーズン前と現在。

「前回(2年前)、僕は18歳の少年でした。(守護神の36歳)マノロ・レイナが僕のことをとても可愛がってくれました。活躍するためにどうプレーするべきかを教えてくれました。僕の先生でした。彼はとてもいい選手で、同時にいたずらっ子でもありました。だから次に彼を見つけた時、僕は彼のことを知らないふりをするつもりです。

 彼はとてもいい人間で誰もがそれを知っています。彼は僕のことを気にかけてくれました。レイナと同様、ダニ、ヴァリエント、フェバス、ラゴ……みんなが僕にメッセージをくれました。たくさんの友人がいて、僕のホームのような感覚です。僕らはこのチームで、さらに偉大な存在になれるようにやっていきます」

――ファンへメッセージを。

「再び皆さんにお会いできて僕はとても幸せです。ソンモイシュでお会いましょう。ビスカ、マジョルカ!」

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[文:サカノワ編集グループ]

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