香川真司、ゴール起点!PAOKがECL本選出場
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
途中出場、リエカから決定的な2点目を奪う。
[ECL PO2nd] リエカ 0-2 PAOK /2021年8月26日(日本時間27日3:00)/リエカスタジアム
※2試合トータル3-1で、PAOKがグループリーグ出場決定
UEFA欧州カンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフ第2戦、ギリシャ1部PAOKテッサロニキがクロアチア1部HNKリエカに2-0の勝利を収めて、2試合トータルスコア3-1で本選出場を果たした。PAOKの元日本代表MF香川真司は途中出場から、試合を決定づける2点目の起点となり、勝利に大きく貢献した。
カンファレンスリーグは、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に続く第3のカテゴリーの大会として今シーズン新設された。多くのクラブがエントリーしていたヨーロッパリーグが分割された形である。
PAOKは20日のホームでのファーストレグ、香川投入直後のアディショナルタイムのゴールで追いつき、1-1で引き分けて、この第2戦への希望を膨らませた。
迎えたアウェーゲーム、香川はベンチスタートに。そしてチームは開始10分に幸先よく先制に成功すると、そのままリードを保って、試合終盤に差し掛かる。
そして23番をつけた32歳の日本人アタッカーは76分、2、3枚目のカードで同時投入される。すると80分、高い位置で起点となって、そこから中央に展開されてトーマス・ムルクがゴール! この1点が決定的となり、PAOKがこの試合を2-0、2試合合計3-1で本選出場を果たした。
ECLのグループリーグ本選には32チームが出場。ELのプレーオフで敗退した10チームも加わる。勝ち上がった16チームが、決勝トーナメントに進む。
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[文:サカノワ編集グループ]