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浦和と川崎が白熱の好ゲーム、ルヴァン杯1-1。決着は5日の第2戦へ

浦和の小泉佳穂。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

準々決勝、関根貴大と家長昭博が決める。

[ルヴァン杯 準々決勝1st] 浦和 1-1 川崎/2021年9月1日19:03/浦和駒場スタジアム

 ルヴァンカップ準々決勝・浦和駒場での第1戦(ファーストレグ)、浦和レッズ対川崎フロンターレは1-1で引き分けた。第2戦は5日、等々力陸上競技場で行われる。

 先制したのはホームチーム。主導権を握るなかで、35分、相手のビルドアップでのミスを突き、江坂任がボール奪取に成功。そこから折り返しを受けた関根貴大が決めて、待望の1点目を決めてみせた。

 後半は川崎がより高い位置でボールを保持し、浦和陣内で試合を進める。ただ、浦和も上手く対応しながら、その背後を突こうと効果的なカウンターを発動させる。

 第1戦とはいえ、まさにカップ戦ならではの白熱の攻防を展開。特に浦和では東京オリンピック日本代表の19歳GK鈴木彩艶が存在感を示し、高い集中力を発揮しながら、隙あらば襲い掛かる川崎のアタックを丁寧なポジショニングで封じていった。

 しかし70分、ペナルティエリア内で脇坂泰斗の足を柴戸海が踏んだとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入と主審のOFR(オン・フィールド・レビュー)によって、浦和が川崎にPKを献上。これを家長昭博が決めて、1-1の同点に追い付いた。

 その後は両チームともに攻めるものの、チョン・ソンリョンもビッグセーブを披露。結局引き分けに終わった。

 アウェーゴールルールにより、第2戦、川崎はスコアレスドローでもベスト4に勝ち上がれる。

 また川崎はジェジエウ、車屋紳太郎がアクシデントで交代を余儀なくされていて、それぞれ次戦の出場とともに、容態が心配される。

 一方、浦和のリカルド・ロドリゲス監督はアレクサンダー・ショルツから槙野智章へのハーフタイムでの交代について、「(直近のリーグ戦での)湘南戦でも疲労を溜めていましたし、もちろん大事なのは目の前の試合に勝つことですが、その先も続いていきます。そのバランスも考慮して決めました」と説明した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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