【日本代表】オナイウが中国戦へ謙遜と決意「スーパースターではない。自分らしさ出したい」。W杯アジア最終予選第2戦
中国戦に向けてカタールで練習する日本代表のオナイウ阿道。(C)JFA
南野離脱で追加招集。「チームとして絶対に勝つことを意識」
[W杯 アジア最終予選] 中国 – 日本/2021年9月7日18:00(日本時間8日0:00)/ハリーファ国際スタジアム(カタール・ドーハ)
日本代表に追加招集されたFWオナイウ阿道(トゥールーズFC)が9月6日に取材に応じ、翌日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組の第2戦・中国代表戦(日本時間9月8日0時から/カタール・ドーハで開催)に向けて抱負を語った。
南野拓実(リバプールFC)の負傷離脱に伴い、オマーン戦のあと追加招集された。時差も少ないフランスから直接ドーハ入りした。チームではフランス2部リーグで2試合連続ゴール中のストライカーは次のように静かに闘志を燃やしていた。
「気負いはないです。僕はスーパースターというわけではありません。自分のチームでしっかりといい準備ができているので、日本が初戦で負けてしまった難しい状況で、僕一人でどうにかできることだとは思っていないし、絶対に勝たせられるというわけでもありません。まずチームとして絶対に勝つことを意識したいです。そこで貢献したい思いで来ました」
背番号は、南野から「10番」を譲り受ける形になった。
「その特別な背番号をつけて試合に挑めることは光栄なこと。ただ、今までやってきたことをやることが、チームの勝ちにつながると思います。自分らしさを出していきたいです」
フランスでの生活は、言葉の問題などを乗り越えながら、結果を残すことで次第に溶け込めてきているという。
「最初の数試合は難しかったですが、徐々に自分の特長を出せて、得点も取れるようになってきました。チームとしても個人としていい方向に行っていると思います。英語はまだ全然で、もっと勉強しないといけません。フランス語と英語をまじえながら、言葉の問題はありますが、積極的に話しかけています」
6月のキルギス戦で日本代表初先発を果たすと、いきなりハットトリックを達成してみせた。果たして25歳のストライカーが、日本の救世主になれるか。
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[文:サカノワ編集グループ]