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浦和レッズの新指揮官決定!O・オリヴェイラ監督は4月25日の柏戦から指揮

浦和レッズの柏木(10番)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「大槻監督の立て直したチームを、さらに改善していく」と中村GM。21日の札幌戦が大槻監督”ラストマッチ”に。

 浦和レッズは4月19日、オズワルド・オリヴェイラ監督の就任を発表した。22日にチームへ合流し、25日のJ1・10節の柏レイソル戦から指揮を執る。21日のホームでの9節・北海道コンサドーレ札幌戦あ、大槻毅現暫定監督の”ラストマッチ”となる。

 オリヴェイラ監督は1950年12月5日生まれの67歳。ブラジル リオデジャネイロ州出身。1999年から指導者となり、コリンチャンス、サンパウロ、フラメンゴ、サントスなどブラジルのチームを率いた。2007年から11年まで鹿島アントラーズを指揮し、2007年からリーグ3連覇を達成した。その後、ボタフォゴ、サントス、2017年にアル・アラビ、2017-2018年にアトレチコ・ミネイロなど監督を指揮した。

 海外での獲得タイトルは、サンパウロ州選手権(1999、2002)、ブラジル全国選手権(1999、2000)、コパ メルコスール(2000)、FIFAクラブ世界選手権(2000)、アブダビ トーナメント(2005)、リオ・デ・ジャネイロ州選手権(2013)。

 J1リーグでは170試合89勝44分37敗、リーグカップ19試合11勝1分7敗。

日本での主要タイトル獲得は、1リーグ優勝(2007、2008、2009)、天皇杯(2007、2010)、リーグカップ優勝(2011)。

 O・オリヴェイラ監督は「浦和のファン・サポーターのみなさん、力強い応援に後押しされるこの素晴らしいチームの指揮をとる機会をいただき光栄に思います。高いモチベーションをもって結果をもとめ、みなさんと共に戦いたいと思います。私たちの努力とみなさんの応援の融合があることを信じています。がんばりましょう!」とコメントしている。

 また中村修三GMは次のようにコメントしている。

「オリヴェイラ監督に就任いただくことになりました。私がGMに就任後直ちに着手して選定を進めてまいりましたが、監督選定の基準は3点ありました。1点目は、タイトル獲得経験があること、2点目は、日本をよく知っていること、そして3点目は、これまで目指してきた強くて魅力あるチーム作りを行える人材であることです。さらにオリヴェイラ監督は情熱と厳しい規律を持って指導してくださる方ですから、大槻監督が立て直してくれたチームを、今後、さらに改善してくださる人物だと考えています」

文:サカノワ編集グループ

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