【FC町田ゼルビア】悪意あるSNSなどの誹謗中傷は証拠保全し「法的措置」へ。経済損失、精神的被害は甚大で「これ以上看過できない」
FC町田ゼルビアのエンブレム。(C)SAKANOWA
「風評被害による経済損失、選手・スタッフその家族の精神的な被害は甚大で、これ以上看過できない」
J1リーグのFC町田ゼルビアは9月29日、「弊クラブ及び所属選手・スタッフに対する誹謗中傷について」と題したプレスリリースを発表し、風評被害による経済損失、さらに選手・スタッフとその家族の精神的被害はすでに看過できないとして、証拠を保全して法的措置を取ると発表した。
町田は「弊クラブ及び所属選手・スタッフに対して、SNSなどにて悪意ある誹謗中傷が多発している件について、今後の方針をお知らせいたします。現在、悪意ある誹謗中傷から派生した風評被害によって、クラブとして多大な経済的損失を受けております」と報告し、次のように続ける。
「また、所属している選手・スタッフとその家族など、個人への精神的な被害は既に甚大であり、これ以上看過することはできません。今後、SNSへの書き込み等について、一切の証拠を保全すると同時に、随時開示請求を行っていき、然るべき法的措置を取って参ります。この件につきまして、FC町田ゼルビアでは、厳正な処置を取る所存です」
そのように問題ある誹謗中傷を書き込んだ者へ、法的措置について、検討ではなく対応を進めていくということだ。
クラブは「ファン・サポーターの皆様におかれましても、節度ある行動を宜しくお願いします」と呼び掛けている。
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町田は28日のアウェーでのサンフレッチェ広島との首位攻防戦で0-2と敗れて、勝点59から伸ばせず。広島と3ポイント差に開き、ヴィッセル神戸(勝点61)に抜かれて3位へ後退している。