【浦和】”ラストマッチ”へ大槻監督が選手たちに掛けた熱い言葉「そんなこと気にするな」

暫定監督として札幌戦が今回最後の指揮となる大槻監督。(C)SAKANOWA

オリヴェイラ監督就任決定、無敗のままバトンを引き継げるか。

[J1 9節] 浦和 – 札幌/2018年4月21日/埼玉スタジアム

 ルヴァンカップのガンバ大阪戦の遠征から戻った浦和レッズの大槻毅監督が、19日の練習前のミーティングで、こんな言葉を選手たちに掛けたという。この日、オズワルド・オリヴェイラ監督の就任が正式決定したことが、選手にも伝えられた。同時に、21日の9節・北海道コンサドーレ札幌戦が、大槻暫定監督のもとでの”ラストマッチ”に決まった。

「最後だとか、そんなこと気にするな」

 加えて、札幌を率いるのはペトロヴィッチ監督だ。浦和を昨季7月まで歴代最長5年半に渡り率いた指揮官との初の”再会”となる。それについても大槻監督は選手たちにこう言ったという。

「長い間、ミシャと一緒に練習してきた選手にとっては思い入れのある試合になると思う。だがそういう私情や思い入れは一切関係ない。ただ浦和レッズがホームの埼玉スタジアムで戦い、その試合で勝つこと。目指すのはその一つだけだ」

 求めたのはホームのサポーターの前での勝点3の獲得。そこから逆算して、それぞれが取り組むように求めた。

 ルヴァンカップのG大阪戦(浦和が1-0勝利)でキャプテンマークを巻いた遠藤航は言う。

「いつか新しい監督が決まることは分かっていたことなので、まず大槻さんに感謝しなければいけない。チームが厳しい状況下、大槻さんにも難しかったはずだが、メンタル的、戦術的に引き出し、選手にエネルギーを与えてくれた。いい流れを作ってくれたので、次の札幌戦は勝点3を目指し、このまま継続してやりたい」

 開幕からリーグ戦の勝利がなく17位に沈んでいたが、大槻氏の暫定監督就任後、公式戦1分のあと3連勝。そして、今回の札幌戦を迎える。

 オズワルド・オリヴェイラ新監督のもとで「リーグ優勝」「ルヴァンカップ制覇」を現実的に狙うためにも、絶好調の札幌戦に勝利を収めて、さらに勢いに乗りたい。チームは今日、非公開練習を行い、試合に向けて入念に対策を練る。21日は様々な感情にスタジアムが包まれる、楽しみな一戦になりそうだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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