日本代表、サウジアラビアに敗れる。森保監督の責任問題が噴出へ。W杯アジア最終予選早くも2敗目
日本代表の森保一監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
柴崎岳のバックパスのミスから失点、チームに漂う停滞感。日本1勝2敗、サウジ3連勝。
[カタールW杯アジア最終予選 B組3節] サウジアラビア 1-0 日本/2021年10月7日(日本時間8日2:00)/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ(ジッダ)
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第3戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がサウジアラビア代表に0-1で敗れた。
日本は立ち上がりからサウジアラビアにボールを支配され劣勢を強いられる。
そうしたなか、12分、相手のジャンプヘッドが権田修一の正面へ。一方、24分に南野拓実のショット、29分に鎌田大地のスルーパスから大迫勇也が抜け出して決定的なシュートを放つ。ホームチーム優位ながら、日本も惜しいチャンスを作り出していく。
後半も酒井宏樹の高速クロスに大迫が合わせて、先制か――という場面を作り出す。
しかし71分、それまで常に狙われていた柴崎岳のバックパスを奪われる。そしてフェラス・アルブリカンに権田の股を抜くシュートを決められてしまう。
そのあと日本は大迫、オナイウ阿道、古橋亨梧を前線に並べるスクランブルを強行。88分、原口元気のダイアゴナルに切り裂くパスに古橋があと一歩……という場面も作る。
しかしゴールを割ることができず。日本は0-1で敗れた。
B組で日本は1勝2敗、サウジアラビアは3勝。
日本はワールドカップ出場権獲得へ早くも窮地に立たされた。メンバーがほぼ固定されながらも打開策を見出せないなどチームの停滞感は否めず、森保一監督の責任問題が噴出することになりそうだ。
日本はこのあと12日、埼玉スタジアムでオーストラリア代表と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]