【日本代表】森保一監督「これを続けることが大切」「ハードワークと戦術の部分で機能し、いい戦いができていた」。W杯最終予選サウジアラビア戦後の記者会見で

周囲と温度差？ 「気持ちを持ち続けチャレンジすれば、必ずW杯出場の切符を掴み取れる」

[カタールW杯アジア最終予選 B組3節] サウジアラビア １-０ 日本／2021年10月７日（日本時間８日2:00）／キング・アブドゥッラー・スポーツシティ（ジッダ）

　カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のグループＢ第３戦、サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）は０-１でサウジアラビア代表に敗れた。日本は１勝２敗、サウジアラビアは３連勝。日本は12日、埼玉スタジアムで同じく３連勝のオーストラリア代表と埼玉スタジアムで対戦する。

　日本の森保一監督は試合後の公式記者会見で、次のように語った。

――試合を終えて。失点は一瞬のミスからだった。

「選手たちは非常にハードワークをしてくれました。チームとして連係・連動し攻守に機能していました。ハードワークと戦術の部分で機能し、いい戦いができていたと思います。

　おっしゃられる通り、失点の場面は少し疲労が出てきて、パスがずれて失点につながってしまいました。こうしたギリギリの戦いの中でそうしたミスを突くのか、突かれるのか、そこが今日の試合の得点の部分に表れたと思います。

　しかしながら選手たちは非常にハードワークしてくれて、我々が勝っていてもおかしくないような試合をしてくれました。これを続けていくことが大切だと思います」

――W杯出場への想いは？

「我々がW杯をあきらめなければ、このままW杯に行きたいという気持ちを持ち続けてチャレンジすれば、必ずW杯出場のチケットを掴み取れると思っています」

――試合展開について。また次の試合に向けて。

「前半は我々のほうが流れの中からチャンスを作れていました。後半も続けていけば得点のチャンスは十分あると思っていました。サウジアラビアが我々の戦いに対し後半修正してきたなか、難しい戦いになりましたが、チャンスは十分作れていました。これまでやってきたことを続けていけば、必ずいい結果が出ると思います。ベースの部分を大切にして次の試合に向けて、我々が少しでもいい戦いができる準備をしたいと思います」

――最初の両サイドの交代について。また、疲労の溜まっていた柴崎選手はもう少し早く交代させるべきだったのでは？

「サウジアラビアのストロングポイントがサイドの攻撃で、浅野と南野が守備をしながら攻撃で差を見せ、しっかりハードワークを続けるなか疲労も見えてきたので、よりフレッシュな選手を入れて攻撃を活性化させ、守備面では相手の狙いを止めに行きました。

　柴崎の交代については、非常にハードワークし貢献してくれていました。疲労が見えて交代の準備をしていたところでの失点でした。交代が早ければというのは、タイミングとしては間違いではなかったと思います。パスのずれたのも全て疲労によるものだったと思います」

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[文：サカノワ編集グループ]