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【浦和】ユンカー「今日は本当に嬉しい」、関根貴大の“PKキッカー”にも言及。柏に5-1大勝

柏戦後に取材に応じた浦和のキャスパー・ユンカー。協力:浦和レッズ

リーグ7試合ぶりの一撃、「いいゴールだった」。

[J1 33節] 浦和 5-1 柏/2021年10月22日19:00/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ浦和レッズのキャスパー・ユンカーが柏レイソル戦、リーグ6試合ぶりの先発出場を果たし、同7試合ぶりとなるゴールを決めた。さらに汰木康也の2得点、関根貴大のPKによる1点、そして江坂任の古巣へのトドメの一撃で、浦和がホームで今季最多5得点を奪い、5-1の大勝を収めた。

 3-1で迎えた前半終了間際、平野佑一のスルーパスからカウンターに持ち込み、左足の正確なショットを決めた。試合の趨勢を決定づけた貴重な一撃を、デンマーク人ストライカーは振り返る。

「こうした早いコンビネーションができていくと、すごくいいチームになっていくと思います。それに早い時間帯で決められた、いいゴールだったと思います」

「以前決めたゴールに少し似ていました。スペースへ走りこんだところ、佑一がその時のことを知っているかのようなボールを出してくれました。あとは低いボールをファーへ蹴るだけでした」

 また、PKはこの日、関根がキッカーを担当した。それは事前に、チームとして(リカルド監督が)決めていたそうだ。

「(PKをユンカーが蹴るかと思ったが?)その判断は自分がしたわけではありません。今日のキッカーは、タカでした。そしてタカが決めたということが大事でした」

 結果的に、この日先発した前線の全員がゴールを決めることになった。そのあたりまで見据えていたのだろうか。

 そしてユンカー自身も、「ゴールはチームにとっても、自分にとっても非常に大事なもの。今日は本当に嬉しいです」と、ほっと安堵していた。

 今季リーグ9点目。”二桁ゴール”は一つ目標であり、通過点となってきた。再びコンディションを上げてきたユンカー――ゴールラッシュの予感も漂う。

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[文:サカノワ編集グループ]