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【浦和】今季デーゲームわずか2勝。鹿島戦“14時台”初勝利とダブル達成なるか

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

13~15時開始、2勝3分9敗。リカルド・ロドリゲス監督、通常の前日練習を2日前に組むなど“対策”を明かす。

[J1 35節] 鹿島 – 浦和/2021年11月7日14:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ浦和レッズが11月7日、鹿島アントラーズと対戦する。勝点59で並ぶライバル同士、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権獲得に向け、互いのプライドを懸けた注目のカードとなる。

 この試合は14時キックオフだ。

 今季の浦和は昼間開催のデーゲームで、思うように結果を残せていない。公式戦50試合のうち13時~15時開始で組まれたのは14試合。成績は2勝3分9敗だ。

 キックオフの時間帯別では、13時=1分1敗、14時=1分1敗、15時=2勝1分7敗。

 もちろん、そもそものカード数が限られていた。またカップ戦は勝ち上がるほどナイトゲームが増えるので、好調なほど、必然的に夜間の勝率も上がる。

 とはいえ、それでも明らかにデーゲームで星を落としてきてしまっていることも分かる。リカルド・ロドリゲス監督も以前そのあたりを気にする発言をしていた。

 この鹿島戦を前にした記者会見でこの点について質問すると、リカルド監督は次のように対策を講じてきていると語った。

「早い時間のキックオフでも、できるだけいい状態でプレーできるように、トレーニングメニューを前に組むこともあります。例えば通常であれば試合前日のメニューを2日前に組んだり、食事の時間なども調整したりしています。

 19時と13時キックオフでは大きな違いがあります。今後はそのような(デーゲームでの)キックオフの試合が続きますからね」

 また、現在であれば、単純に「時間帯」だけで判断すべきでもない。2つの試合を例に、直近の川崎フロンターレ戦(△1-1)のように「内容」が伴ってきた点は、プラス材料に挙げていた。

「例えばルヴァンカップのセレッソ大阪戦(●0-1)は15時キックオフで、プレスの強度が上がらず、暑さもあって内容はあまりよくありませんでした。一方、川崎戦も前半はあまり上手くいきませんでした。ただ、それは生理学的な問題ではなく、あくまでも戦術的なものだったと思います。後半に入り修正できました。パフォーマンスは非常に良かったですし、強度も出て、フィジカル的、メンタル的にも状態は悪くなかったと思います」

 ちなみに15時開始で2勝しているのは、ホームでの鹿島戦(〇2-1)とアウェーでのFC東京戦(〇2-1)である。

 7日の鹿島戦では、14時キックオフでの今季初勝利、そしてリーグ戦でのダブル達成が懸かる!

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[取材・文:塚越始]

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