久保建英のサイドチェンジから一時同点弾演出！しかしマジョルカ、グラナダに1-4完敗

イエローカードも２枚誘発したが…。１ポイント差に迫られる。

[スペイン１部 18節] グラナダ ４-１ マジョルカ／2021年12月19日14：00（日本時間22:00）／ヌエボ・エスタディオ・デ・ロス・カルメネス

　スペイン１部リーグ18節、RCDマジョルカはアウェーでのグラナダCF戦、１-４で敗れた。マジョルカの久保建英はラ・リーガでは約３か月ぶりに先発出場を果たし、相手選手ふたりを引き付けてのサイドチェンジから、一時同点とするゴールをお膳立てした。

　レアル・マドリードからレンタル移籍中の日本代表MF久保は、国内リーグでは９月21日のレアル・マドリード戦（●１-６）以来となる先発に。公式戦では16日に行われたコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）２回戦のUDジャネラ戦で67分までプレー（２アシストと活躍）。それから中２日、今年最後の一戦でスタメンに抜擢された。

　久保はボールを持つと積極的に仕掛けて、前半だけで相手チームに２枚のイエローカードを誘発。そして０-１で迎えた24分、中央で相手選手を引き付けながら左サイドへ展開。ハウメ・コスタがフリーで抜け出し、そのクロスをダニ・ロドリゲスがヘッドで押し込み、同点に追い付いてみせた。

　しかし、この日の主役はグラナダのエース、ホルヘ・モリーナだった。ゴール前で圧倒的な存在感を示し、枠内シュート３本でハットトリック達成。さらに90＋６分にもトドメのゴールを決められて、マジョルカは１-４で大敗……。

　勝てばひと桁順位も見えてきたマジョルカだったが一転、14位のまま変わらず、15位グラナダに１ポイント差に迫られた。

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[文：サカノワ編集グループ]