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【浦和】荻原拓也は京都への期限付き移籍を2022年も継続。曺貴裁監督が「日本でも少ない」と語っていたレフティの魅力とは?

荻原拓也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「来シーズンも紫戦士として勝利への情熱、さらなる成長のためにアクセル全開でチームに貢献します」

 J1リーグの浦和レッズは12月26日、昨シーズンに京都サンガF.C.へ期限付き移籍していたDF荻原拓也(OGIWARA Takuya)が2022 シーズンも引き続き京都へ期限付き移籍することが決まったと発表した。移籍期間は2023年1月31日まで。契約上、荻原は浦和との全ての公式戦に出場できない。

 荻原は1999年11月23日生まれ、埼玉県出身、22歳。175センチ・69キロ。

 これまでのキャリアは、1FC川越水上公園 ― 浦和レッズジュニアユース ― 浦和ユース ― 浦和 ― アルビレックス新潟(期限付き移籍) ― 京都(期限付き移籍)。昨季J2リーグ40試合・2得点。年代別の日本代表にも選出されてきた。

 荻原は浦和のファン・サポーターに向けて、次のように今回の決断の理由について語っている。

「浦和レッズを愛する皆さまへ。

 来シーズンも京都サンガF.C.でプレーをすることになりました。『成長して必ず戻る』と誓ってから1年が経ちました。期限付き移籍先の京都サンガF.C.で練習から全力で取り組み、自分の成長をしっかりと感じJ1昇格を勝ち取りました。

 来シーズン、J1の舞台で結果を出すことが自分にとって重要だと感じ、自分がより成長でき、必要としてもらえるチームでプレーすることがベストな選択と決断しました。

 来シーズン同じJ1の舞台で闘えるのを楽しみにしています!」

 また、22歳のレフティは京都のファンとサポーターに向けて、次のように決意を示している。

「京都サンガF.C.を愛する皆様に報告があります。

 自分のサッカー人生でこれほど成長させていただいた1年はありません。本当にありがとうございました。

 そして、その続きをこのチームで見たくなりました。来シーズンも紫戦士として勝利への情熱、さらなる成長のためにアクセル全開でチームに貢献しますので応援宜しくお願いします。京都サンガF.C.が待ちに待ったJ1の舞台。共に挑戦しましょう!!」

 京都の曺貴裁監督は荻原について、「左利きでスピードがあり、攻守にわたってプレーできる選手は日本でも少なく、彼の今後の驚くような成長を、僕自身期待していますし、皆さんにも期待してもらいたいと思います」と語っていたことがある。そのポテンシャルを引き出した指揮官のもと、京都のJ1残留と上位進出のために戦うことを決めた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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