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【浦和-鹿島】“プレミアリーグ基準”マドレイ主審、選手から好評の声「試合のトーンを大事にしていた」「判定のストレスなかった」

今年4月、チェルシー対アストンビラ戦で主審を務めたマドレイ氏。(Photo by Marc Atkins/Getty Images)

直近5月までプレミア今季24試合で主審、「審判交流プログラム」で来日。

[J1 16節] 浦和 – 鹿島/2023年6月4日17:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ16節、浦和レッズ-鹿島アントラーズ戦はスコアレスで引き分けた。この試合、日本サッカー協会(JFA)の「審判交流プログラム」により来日した、今季プレミアリーグを主に担当してきたイギリス人の国際レフェリー、アンドリュー・マドレイ(Andrew Madley)氏が主審を務めた。

 マドレイ氏はイングランド出身、39歳の国際主審。今季2022-23シーズンは、プレミアリーグ24試合、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)予選5試合など計115試合の主審を担当している。直近では5月14日に行われたアーセナルFCと日本代表FW三笘薫の所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC戦で笛を吹いている(ブライトンが3-0勝利)。

 つまり今回“プレミアリーグ基準”が、この4万5575人が見守った埼玉スタジアムでの一戦に採用された形に。

 両チームともにテンションが高く、球際で激しい攻防が展開され、選手のテクニックも優れていた(汚いファウルはほぼなかった)。そうしたなか、デュエルの基準が明確で、できるだけギリギリまで見極め、その勝負に勝った選手がより主導権を握ってプレーできていた印象を受けた。

 選手たちからはとても好評だった。

 浦和のマリウス・ホイブラーテンは「すごく良いレフェリーだと思いました。警告をもらったので、それは喜ばしいことではありませんが……。プロフェッショナルで、ピッチ上で良いトーンをともに作り、素晴らしい仕事をしてくれました」と語り、次のように続けた。

「審判がほぼ存在しないような試合こそ、グッドジョブだと感じます。もちろん鹿島にも、私たちにもフェアでありました。あと個人的には英語でコミュニケーションを取れたのは大きかったですね。何より試合のトーンをとても大事にしてくれていました」

 また浦和のボランチ、伊藤敦樹は「上手くやってくれていたと思いますし、個人的には、日本人主審よりも堂々としている感じを受けました。僕らがコミュニケーションを上手く取れないということもあったとは思いますが……。判定にストレスなくできました。(後方からのチャージへの判定など)基準が明確でしたが、もう少し緩くてもいいかなと感じるところはありました。(後半途中から)相手が時間稼ぎしていた感じだったので、鹿島の上手さというか、そこ(オフ・ザ・ボールの長さ)でのストレスはありましたが」と語っていた。

Posted by 塚越始

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