指宿洋史がアデレード・Ｕ加入。獲得の背景は？指揮官も期待「堂々とした存在になる」

「新しいチームメイトに会うこと、ホームのサポーターの前でプレーすることが待ち遠しい」

　J1リーグの清水エスパルスは１月14日、昨季限りで契約満了により退団したFW指宿洋史（IBUSUKI Hiroshi）がオーストラリア１部リーグ（Ａリーグ）のアデレード・ユナイテッドFCに加入することが決定したと発表した。

　指宿は1991年２月27日生まれ、千葉県出身、30歳。195センチ・85キロ。

　これまでのキャリアは、柏レイソルU-12 ― 柏ジュニアユース ― 柏ユース ― ジローナFC  ― レアル・サラゴサB ― CEサバデル ― セビージャ・アトレティコ ― KASオイペン ― バレンシアCF・メスタージャ ― アルビレックス新潟 ― ジェフユナイテッド千葉 ― 湘南ベルマーレ ― 清水。

　2021シーズンは、J1リーグ14試合・０得点、 ルヴァンカップ５試合・１得点、 天皇杯３試合・１得点。通算成績は、 J1リーグ115試合・15得点、 J2リーグ61試合・12得点、ルヴァンカップ18試合・７得点、 天皇杯８試合・３得点。

　指宿はアデレード・Ｕの公式サイトを通じて、「南オーストラリアに来れたこと、アデレード・ユナイテッドと契約できたことをとても嬉しく思っています。新しいチームメイトに会うこと、そしてホームのサポーターの前でプレーすることが待ち遠しいです」とコメントしている。

　アデレード・Uは現在１勝４分２敗（９得点・７失点）の勝点７で12チーム中７位。勝利につなげられるアタッカーを欲していた。

　カール・ヴァールト監督は「今季残りのシーズン、ヒロシと契約できて嬉しく思います。私たちは前線に強力な選手を獲得する必要があり、ヒロシは我々にとって堂々とした存在となるでしょう」と期待を寄せている。

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[文：サカノワ編集グループ]