スアレスのJリーグ移籍、まだチャンスあり!?サウジとブラジル消えて、アストン・ヴィラ浮上
アトレチコ・マドリードのルイス・スアレス。(Photo by Angel Martinez/Getty Images)
6月で契約満了、1月から交渉スタート。
スペイン1部アトレチコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(Luis SUAREZ)は今年6月で契約満了を迎えるが、ここに来て、イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラFCへの移籍の噂が浮上した。
そうしたなか『トランスファーマルクト』は、アトレチコを昨季スペイン王者へ導いたスーパーストライカーの、これまでに出てきた移籍先の噂と今回の話を含め現状を整理している。
まず、契約満了まで半年を切り、1月1日から新たなチームとの交渉がスタートしているという。そこで、すでにオファーを断ったとされるのが、ブラジルのSEパルメイラス、SCコリンチャンス・パウリスタ、アトレチコ・ミネイロ。さらには、「中東のサウジアラビアからもチャンスが届いたが、スアレスは拒否したと見られる」と報じている。
すると、リバプールFC時代にチームメイトだったスティーヴン・ジェラードが監督として率いるアストン・ヴィラがオファー。スペイン時代からスアレスを取材するジャーナリストは、来夏、フリーでの獲得が「決まった」と報じている。
スアレスが初めて移籍金なしのフリートランスファーとなるだけに、世界中のクラブが喉から手が出るほど彼を欲している。
一方、『ムンド・デポルティーボ』などは昨年12月、今季一杯で契約満了を迎えるスアレスに、かなりの数の“求婚者”がいると報じ、アメリカとカナダで展開されるメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミも名乗りを上げていると伝えている。
さらにスアレス自身も昨年10月、『ESPN』のインタビューで「アメリカやアジアでプレーし続けるかもしれない」と語っていて、Jリーグ行きの可能性もあるのでは――と期待を抱かせた。
今回“拒否した”なかにJリーグのクラブは入っていなかった。無論いろいろな憶測もできるが……。ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタとは2018年まで、FCバルセロナでチームメイトでもあった。
スアレスの日本行きのチャンスはまだ残っている、と見ていいようだ。
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[文:サカノワ編集グループ]