W杯最終予選のFW得点数わずか「1」。前田大然に求められる『結果=ゴール』、森保一監督も「彼に期待するのは――」。サッカー日本代表メンバー23人決定
前田大然。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
中国代表&サウジアラビア代表戦へ。
日本サッカー協会は1月22日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(27日:中国代表戦、2月1日:サウジアラビア代表戦)に臨むサッカー日本代表の23人を発表した。今回、横浜F・マリノスからセルティックFCに移籍し、デビュー戦でゴールを決めたFW前田大然が選出された。
セルティックのチームメイトである古橋亨梧、さらに左ウイング(左MF)の三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)が負傷により欠場に。そうしたなか、セルティックで勢いに乗り、そしてFWとウイングでもプレーできるこの韋駄天アタッカーは貴重な存在になりそうだ。
何より、この最終予選、フォワードのゴールは、アウェー(カタール開催)中国代表戦での大迫勇也(ヴィッセル神戸)による1点しかない。
そもそも日本は最終予選6試合・5得点(他に伊藤純也2得点、田中碧1得点、OG1得点)とゴール数自体が物足りない。そうした現状打破に向けて、前田への期待を問われた森保一監督は、次のように語った。
「前田大然に対する期待は、『ゴール』です。はい。セルティックでも、デビュー戦で開始早々にゴールを決めてくれました。昨シーズンのJリーグでも得点王を獲っています。彼に期待することはゴールです」
セルティックでの初ゴールはセンターフォワードのポジションで決めている。しかし日本代表では、ウイングやサイドでの起用が目立ち、なかなか本領を発揮できずにもいる。
最近は森保流4-3-3への相手チームの対策も進んできた。CF起用もあるのか? あるいは例えば大迫と組むなど、以前から待望されてきた2トップの採用にも期待したいところだ!
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[文:サカノワ編集グループ]